- 長崎県支部
The Nagasaki Branch
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2019年12月09日
生涯学習市民講座 at 雲仙市小浜町の開催報告
長崎県屈指の温泉地である小浜町で、「東洋大学社会貢献センター」の講師派遣支援プログラムによる生涯学習市民講座を開催されました。
日本古来の宿泊産業である旅館は残念なことに近年どんどんと数を減らしています。一方で急速に発展し一大チェーンとなったホテルなどが存在するのも確かで、この違いはどこにあったのか? 旅館という宿泊業態を通じてマーケティングの相違から生じたビジネスの明暗を地元旅館経営者や現役高校生と共に見つめなおしました。
日 時: 2019年11月25日 15:00から17:00
会 場: 雲仙市小浜町公会堂(雲仙市小浜町北本町848)
講 師: 徳江順一郎氏(東洋大学 国際観光学部 准教授)
テーマ: 「旅館の昔と今-変化への対応による明暗-」
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50人近い参加がありました。
講演会を企画したNPO法人ジャカランダ振興会理事の佐藤博美氏(昭和43年建築学科卒)からあいさつ・講師紹介のあと徳江教授の講演がありました。
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豊富なデータを基にした資料でとてもわかりやすい講義でした
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当地の実例をとりあげて話されたので、みな熱心に聴き入りました
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県立小浜高校観光コースの生徒より質問
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大学への報告概要
★参加者 48名
★アンケート数
- 回答数39通、 2. 男女比率50/50 3. 年齢構成: 49歳以下40%・50歳以上60%
- 評価 良い・やや良い:85%、普通:15%、 悪い:0%
- 大学知名度 知らなかった5名(内高校生3名)
- 講師派遣主旨 理解できた34名、できなかった:1名、無回答:4名
★特記事項
- 受講者層について: 小浜は観光地で休日開催は難。平日午後開催に設定したため50代以上の参加が多かった(主婦、自営業者」)。 その中で地元小浜高校観光コースの学生4名、先生1名に参加いただき、熱心な質疑があった。
- 今回の講演会に対する意見・感想:
●「学校を出ると講義を聴く機会がなく、このような後援会があり嬉しい」。
● 地元では市報や自治会回覧で講演会開催の広報ができたが、県内在住の東洋大校友会会員への案内が遅れ参加者が少なかった。
● 高校生4人中3人が東洋大学を、そして観光学科がある大学があることを知らなかったので今回の講演会は良いPRになった。
● 観光の意味を再確認できた。小浜の現状を考えるよい機会になった。
● 今回初めて知ったことばもあったが、とてもわかりやすく意識が高まりました。
(佐藤氏によるまとめ)
「講師派遣事業」の活用について
今年で21年目となる「講師派遣事業」は、創立者井上円了先生の大いなる社会教育への志を継承し、また創立期に全国巡業の際各地からいただいたご支援に対する感謝の心を込め、全国の人々の「生涯学習」支援を目的として始まりました。
今回の「観光問題」以外にも様々な講演テーマがあり、無料で講師を派遣していただけます。 詳しくは 東洋大学ホームページTOP >社会連携>社会貢献センター >講師派遣[生涯学習支援プログラム・研修支援プログラム] >講師派遣 講演テーマ一覧> (以下は今回の実例です) > 分類別テーマ一覧「G. 地域社会・観光」 >(生涯学習支援・研修支援いずれも選択可能なテーマ)> のように探せますので、みなさまの地域、目的に適したテーマで支部の活性化にお役立てください。
以上
(長崎県支部長 上薗茂樹 記)
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