- 長崎県支部
The Nagasaki Branch
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2020年08月19日
校友 山北悦子さんの短歌 2年連続 長崎県知事賞受賞
受賞作
「修学旅行の子らは黙せり如己堂の 二畳一間をのぞきたる後」
第58回長崎県原爆忌文芸大会 (長崎国際文化協会主催) で山北悦子さん(1972年/S47国文卒)が短歌の部において最高賞となる長崎県知事賞、ならびにKTN・テレビ長崎賞を2年連続で受賞されました。(前回の受賞は当ブログ昨年9月号で紹介) この大会には県下より平和希求を思い詠んだ作品が多数出品され、審査を受けた作品は長崎市茂里町の長崎ブリックホールで展示されました。
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注1: 如己堂(にょこどう)は、長崎市上野町にある永井 隆 医学博士(注2)が白血病の療養をしていた建物。長崎原爆の3年後、長崎市浦上の人達やカトリック教会の協力により建てられ、この二畳一間の部屋で永井博士の著名な作品の数々が生まれました。現在、隣接地に長崎市永井隆記念館が建てられています。
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注2: 永井 隆 医学博士(1908年~1951年、島根県松江市出身、長崎医大教授、長崎市名誉市民、随筆家『長崎の鐘』や『この子を残して』等の著書多数)敬虔なカトリック信者で、戦前から無料診断・無料奉仕活動などを行われました。 放射線医学の研究家で、原爆で愛妻を亡くし、自らも被爆、重傷を負いながらも「己の如く隣人を愛する」という精神のもと救護活動にあたられました。 その後、被爆による骨髄性白血病で倒れ、病床で『この子を残して』を執筆し一躍世に知られました。1948年来日したヘレン・ケラー女史、翌年昭和天皇、同ローマ教皇特使のお見舞を受けています。
(支部長 上薗茂樹 記)
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2019年09月13日
支部校友 原爆忌文芸大会 県知事賞受賞
山北悦子さんの短歌 県知事賞受賞
受賞作 「焼けあとに握り飯もつ幼子を また憶ひをり原爆忌の朝」
第57回長崎県原爆忌文芸大会 (長崎国際文化協会 宮脇雅俊会長主催)が8月10日、長崎市茂里町の長崎ブリックホールで開催されました。
この大会に県下より平和希求を思い詠んだ作品が多数出品された中、長崎県支部校友の山北悦子さん(S47国文卒)が短歌の部において長崎県知事賞、ならびにKTN・テレビ長崎賞を受賞されました。
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2011年08月10日
新人を紹介します
今年度、支部に加入された近藤修作君(平成21年経営卒) をご紹介します。
支部総会への参加を機に、8月7日(日)午後6時に近藤君と、支部活動について意見交換をしました。
若者にふさわしく意欲的な近藤君の姿勢に共感し、お互いに協力して、今後の支部活動に積極的に取り組むことを約束しました。若い人の参加は大歓迎です。
今後、長崎県支部の新たな展望が大いに期待されます。会員の皆様にも、あたたかく見守って頂きたいと思います。
左から 佐藤博美幹事(昭43建築) 早田久尓夫支部長(昭54国文) 近藤君
会場に、近藤君指定、諌早駅近くの居酒屋「登利亭」諌早市永昌町11-2 ℡0957-22-8611を選びました。酒も料理も豊富で、感じの良い店でした。諌早での集まりにはお勧めです。
登利亭のおねえさんと、佐藤・早田 (平成23年8月7日写す)- Category
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2007年08月03日
長崎県支部紹介
ようこそ、東洋大学校友会長崎県支部へ
白山から西へ1,300キロ、日本本土最西端の長崎県。
長崎といえば、エキゾチックな長崎市内の観光名所や、ハウステンボスが有名です。
このたびのブログ開設にあたって、今からさかのぼること101年前に、学祖「井上円了」先生が当地を巡講され、賞賛されたおことばと、最西端の地の紹介で記念すべきページの幕開けとさせていただきます。
●井上円了先生 明治39年長崎巡講の記「南船北馬集」より「十二日、晴れ。午前、恵比須島に遊ぶ。島上に小旅館あり。四面の風光、あたかも能州の九十九湾に類す。 ここより平戸に至るの間に九十九の島ありという。 鎮西松島の称あり。
蛭児島上に旅館がぽつりとたち、九十九島の風光はとりわけよい。
われもしいつの年か閑を得れば、再びこの地にきたって残りの身を養いたいものだ。」
●日本本土最西端の地と西海国立公園九十九島(くじゅうくしま)佐世保市小佐々町(こさざちょう)にある東経129度33分18秒、北緯33度12分51秒に位置する神崎鼻(こうざきはな)が本土(北海道・本州・四国・九州)最西端の地です。
最北端の宗谷岬、最東端の納沙布岬、最南端の佐多岬は有名ですが、ここは無名で土産物屋もなく平日は観光客の姿もほとんどありません。
付近は公園として整備されていますが、岬になっていないため最果てという感じはありません。
海岸の高台には本土最西端の碑が建っています。
この一帯はリアス式海岸で、208の島々からなる西海国立公園九十九島は、宮城県の松島と並び絶景です。
特に水平線に沈むオレンジ色の夕陽、と多島海のシルエットが絶妙です。
しかし、佐世保は旧海軍の軍港があったため、九十九島はベールに包まれあまり知られていません。
現在は佐世保市鹿子前(かしまえ)のパールシーリゾートから白色の海賊船風の九十九島遊覧船「パールクイーン」が就航しています。
長崎県の海岸線の長さは日本一です。 このブログを活用され、物理的に隔たった校友のみなさまの心の距離が縮まることを期待します。長崎県支部役員一同
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