東洋大学校友会報266号
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TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●26617東洋大学にゆかりのあるキャンパス界隈の「いま」を紹介する連載の第4回目。今回は、豊かな自然や趣のある蔵造りの町並みが残る、川越キャンパス周辺をご案内します。困った人々や子どもたちを救い、願いを叶えた呑龍上人を祀るため、蓮馨寺は諸願成就の祈願で有名蔵造りの町並み本川越駅から歩いて約15分。400mに渡って、伝統的な蔵造りの商家や近代洋風建築が立ち並び、川越ならではの風情を感じることができます。川越商工会議所1927(昭和2)年に建設された、旧武州銀行川越支店の建物。国の登録有形文化財に指定されています。ドリス様式の柱を配した重厚な造りが特徴です。埼玉りそな銀行川越支店1918(大正7)年に第八十五銀行の本店として建設。エメラルドグリーンの塔屋がモダンで印象的な洋風建築で、国の登録有形文化財に指定されています。蓮馨寺(れんけいじ)蔵造りの町並みの中にある浄土宗の寺院。呑龍上人(どんりゅうしょうにん)が祀られ、毎月8日には縁日が開かれます。また、「さわってなでるとすぐ治る」おびんずる様や七福神の福禄寿神も祀られています。菓子屋横町石畳の道に昔懐かしいお菓子を扱うお店が20数軒続きます。手作りの飴や駄菓子はもちろん、川越名物のさつまいもを使ったお菓子もたくさんあります。お土産を買うならここで。懐かしい味に、思わず気持ちも童心に返る時の鐘蔵造りの町並みの中央にあり、川越のシンボルとして親しまれています。現在の時の鐘は、1894(明治27)年に再建されたものです。正面に鎮座するおびんずる様は、触ったところが治る仏様として大人気小江戸 川越周辺

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