東洋大学校友会報266号
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20TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 266私たち山岳部は、創部60年の歴史があり、現在、4年生2人、3年生1人、2年生2人、1年生5人の計10人で活動しています。山岳部は、ヤマをフィールドに選び、本物の「遊ぶ」を追求するアカデミックな集団です。ロッククライミングや縦走、沢登り、冬山そして高所登山などのさまざまなジャンルで個々人の「遊び」を追求し、自らの可能性を広げています。ヤマという「自然」を相手にしていると、「人間」は本当に無力であり、ちっぽけな存在であったことを感じさせてくれます。「遊び」は真剣に追求してこそ真の喜びがあります。一人ではなく志を同じくするパートナーとともに、4年間でヤマをオールラウンドに遊び尽くす、これが我が部の極みです。2014年の夏合宿で登った剱岳のテント場からみた夜空は、見渡す限りの星、星、星。あまりの近さと輝きに「もうちょっと手が長ければキャッチできるのではないか」と思わせるくらい、私にとって経験したことのない最高のものでした。部員の中には、スポーツクライミングに興味のある者も多く、ボルダリングのジムに足繁く通っています。その成果もあって11月に行われたコンペ(BLoC 7th)エントリー部門では、1年生の部員が優勝を果たしました。今後も活発に活動していきますので、ご支援をよろしくお願いいたします。(写真 データ1枚)キャプション 一部体育会 山岳部 主務 出水拓歩(企業法学科2年)私達らいふは、1997年の介護保険法設立を受けて立ち上げられたサークルであり、現在1~4年生の約70名で構成されています。第5週目を除く毎週土曜日の午前中に文京区内の高齢者施設を訪問し、ボランティアをさせていただいています。また、毎週ではありませんが、都内いくつかの障がい者支援施設ボランティアにも参加させていただいています。活動内容は、訪問させていただく施設で行うための「レクリエーション準備」、毎週土曜日の「活動」、活動後の「ミーティング」の3つです。レクリエーション準備はサークル員の講義の合間を縫って行い、風船バレーボールや玉入れの運動系、カレンダー作りや季節に合うポスター作りの工作系など、毎回さまざまなものを考えています(写真では”巻物レース“という運動レクを行っています)。サークル員は社会福祉学科の学生が圧倒的多数を占めており、福祉系の資格や就職活動について先輩から聞くことができます。また、活動が高齢者福祉を中心にしていることから、同じ将来の夢を持つ仲間と出会える場所でもあります。私達の活動では学外の方・目上の方と関わる機会が非常に多く、言葉遣いや礼儀に気をつけなければならない場面があります。このような経験はやがて自分のためになると考えて、これからも日々活動に励んでいきます。福祉系サークル らいふ 近藤会美(国際地域学科3年)宝川ナルミズ沢(谷川連峰)

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