東洋大学校友会報 No.267
16/24

16TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 267〝日光がランナーの聖地となる日〟 平成26年の第1回出場に続き、第2回日光いろは坂女子駅伝大会が同実行委員会により、平成27年11月29日(日)に開催されました。 駅伝コースは、日光だいや川公園をスタートし、旧日光市街地、途中、有名な「神橋」を横に見ながら、第一いろは坂(平日は一方通行下り坂)を経由して、中禅寺湖畔の立木観音を折り返し、日光二荒山神社中宮祠をゴールとするものです。 本大会の特長は、全長23・4㎞(6区間)で、標高差が約874mという日本屈指の難コースで実施されることで、大きな急カーブの連続を駆け上がります。上り区間である4区(馬返から中の茶屋)の3㎞、5区(中の茶屋から日光自然博物館前)の3・5㎞の間が、各大学とも勝負となる重要なポイントで、前回は、この区間で順位が入れ替わりました。 今回は、全国から選抜された17大学18チームが参加、地元(栃木県)大学を含む初参加5チームが競い、母校東洋大学の成績は、出場校の中間12位でした。創部が新しく、まだ若い部であり、今後女子駅伝チームとして大いに成長する感触を得て、期待と希望が膨らみました。 当日は、素晴らしい天気に恵まれ、雄大な日光連山を右手に、板倉キャンパス専用グラウンドで鍛えた練習成果を思う存分発揮できたと思います。目標の優勝杯の素材は、国の特別史跡、特別天然記念物に指定されている、日光杉並木の並木杉が使用され、日光東照宮を表しています。正面には日光二荒山神社(唐獅子)、背面には日光山輪王寺(牡丹唐草)が施されています。今後、母校の上位入賞、最終的には優勝杯を目標に、日光女子駅伝大会での健闘を期待します。 前回に続き、当日は、東京を含む他県より、多くの皆さんに応援にきていただきました。参加者全員が一体となって、母校愛、友情愛、連帯感を持つことができ、地元栃木県、校友会、甫水会など、感謝の気持ちで一杯です。 また、今回も栃木県支部会報『マロニエだより』に予告を掲載したほか、急遽応援体制を作り、3か所の重要ポイントを設定、他の中継点に配置して大勢の選手の活躍を応援しました。 次回は、体制を立て直し、身近な応援体制を構築し、他大学に遜色がないよう声援を送り、選手の快走に微力ながら繋がればと思います。 この駅伝が、「男子の箱根、女子の日光」となるように期待し、今後も、多数の応援、ご協力をお願いいたします。大森文隆(昭40経営)栃木県支部

元のページ 

page 16

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です