東洋大学校友会報 No.267
8/24

8TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 267OS海のない信州に 大きな海が誕生!寺島嘉仁昭44経済 長野 長野県木曽郡上あげまつまち松町出身で、アマチュア横綱と学生横綱の両タイトルを獲得した大道久司さん(平27法卒・同年2月に出羽海部屋入門)、四股名は地元霊れいほうおんたけさん峰御嶽山の「御嶽」と出羽海部屋の「海」から「御みたけうみ嶽海」。 入門3場所目の7月(名古屋)場所は、母校の校章が描かれた化粧まわしをして土俵入りを行い、11勝4敗で新十両優勝。次の9月(秋)場所では、12勝3敗の好成績を上げました。 平成27年10月14日に行われた故郷に近い秋巡業・松本場所では、新入幕を期待した大勢の地元ファン5500名余が詰めかけ、満員御礼となり人気ぶりが伺えました。同日夕方、松本と木曽の中間にあたる塩尻市のホテル中村屋で「御嶽海後援会設立総会」と「関取昇進・十両優勝祝賀会」が開かれ、300名を超える人が集まりました。後援会役員には国会議員、長野県知事、木曽郡全町村長、新聞3社の代表者、地元有力企業社長、県相撲連盟役員のほか、教育関係者等が多数選出されました。マスコミ関係者が多く取材に訪れ、民放1社はこの模様を夕方のワイドニュースで生中継するなど、長野県内は御嶽海で盛り上がりました。祝賀会の席で、後援会長から「海のない信州に大きな海が誕生した!」との挨拶がありました。校友会長野県支部からも20名余が参加し、記念撮影や握手をしたり、乾杯用の木曽檜の一合舛にサインをしてもらったりしていました。 10月26日発表された11月(九州)場所番付で、昭和以降、遠藤関に次ぐ入門4場所で西前頭11枚目に躍進し、この場所も8勝7敗と見事勝越しをしました。ザンバラ髪で土俵に上がっていますが、12月14日に髷結をする予定です。大銀杏が結えるのはまだ先のようです。〝これは御嶽海のスピード出世を物語っています〟。 長野県では、御嶽海の勝敗に校友会員はじめ県民が一喜一憂しています。NHKテレビで大相撲中継を担当するアナウンサーも、必ず長野県民のフィーバーぶりを紹介します。 全国の校友の皆さん、今後も大いに期待が持てる同窓の御嶽海関に声援を送りましょう! 「御嶽海後援会」に入会ご希望の方は、筆者までお問い合わせください。(平27・12・7記) 携帯 090―8723―1296E-mall t-patty@khaki.plala.or.jp短歌―大学駅伝南條範男昭36国文 宮城第四七回 全日本大学駅伝初優勝 今年こそ来年こそはと励みつつ 念願叶ひ初優勝となる監督の執念まさに悉く 選手らに移り初優勝となる選手らの「その一秒を削り出せ」の 努力実りて嬉し初優勝首都圏の友人よりの初Vの 新聞記事のコピー届きぬ全日本初優勝を成し遂げて 箱根に向けて意気込み語る

元のページ 

page 8

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です