東洋大学校友会報 No.269
15/24

TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●26915OS国文学科41年卒の同期会報告鮫島 満昭41国文 三多摩去る5月17〜18日、国文学科昭和41年卒の同期会を開催した。24名が参加したこの会の初日は、係の方の案内による大学見学ツアー、学食での昼食、その後お茶の水のホテルに移動。暫く休憩の後、総会、会食へと進んだ。沖縄、北海道からの参加者があり、中には卒業後50年で初めてという会員もあり、久闊を叙した。会は、集合写真撮影、幹事からの報告、10名の物故者への黙とうのあと、次回を2年後に行うことを決定。遠来の友、山田輝子さんの音頭で乾杯、近況報告、思い出話、大学のめざましい変貌への驚きなどが語られた。高齢になっても、奉仕活動や芸術活動を続けている人がいることもわかった。清宮邦雄氏からは、校友会支部長としての活動、2020年東京五輪の追加競技候補になっているローラー競技推進活動(日本ローラースポーツ連盟専務理事として)の経過が報告された。閉会の挨拶は、昨年も上京、同期生を訪ねている東島康文氏。同期会は、再来年といわず、毎年行うべしとの気持ちを込めた言葉に続き、大学歌合唱を指揮、二次会への参加を促された。二次会には19名が参加、尽きることのない話には、老いに向かって初めて味わう〈人恋しさ〉が感じられた。二日目は、朝食のあとロビーに集合、名残を惜しみつつ散会。希望者は、近くの湯島聖堂、神田明神を散策、一部は迎賓館見学へと向かった。母校で「『祝喜寿』国文科三八会」(第14回)を開催名古屋 茂郎昭38国文 千葉母校で初めての「国文科三八会」。平成28年5月28日(土)午後1時から、白山校舎8号館の1階レストラン「トレスダイニング」で「喜寿の会」として開催。11人の仲間が集まった。甫水会館での開催はあるものの、校舎内の開催は初めてで、建物も綺麗で新鮮であった。『校友会報』には、サークル活動の仲間の会が多く載せられているが、1学科の継続で「喜寿の祝賀会を迎えた」のは、多分初めて?本当に嬉しいですね。これも「無理せず参加できる人はどうぞ」の精神でやってきたから。昭和48年、東京青山会館(現・ホテルフロラシオン青山)で、卒業20周年で初めて開いた国文科同級会、名づけて「国文科三八会」。33人の出席に感激し、あれから飛び飛びで開催。古希を迎えてからは毎年都内で開催し、今回で14回目。嬉しくて有難い。今年は、代表幹事の私が3月に案内を出してから間もなく入院・手術。入院が長期にわたり開催日の2日前にようやく退院となった。この間、多くの同級生から励ましのお電話やお手紙をいただいた。卒業後、初めて母校のキャンパスに足を踏み入れた仲間からは「母校ではなく、よその大学のようで、立派で迷いました」「学生が多く賑やかですね」などと驚嘆の声が飛び出す。我々の時代は、全学で約4千人。ところが、現在は白山だけでも2万人余り、全学では約3万人になるというから驚く。当日になって不参加の電話が入ったり、当席では訃報を入手。行方不明も1名増えた。この歳になると、「今日をいかに生きるか。明日はわからない」のが現実。昨年「喜寿の会だけは参加したい」との便りが富山県や秋田県などからあったが、現実には一番遠方の方は福島県からであった。話が多岐にわたり、良い思い出づくりに花を咲かせている中、私は健康上の理由から一足早く失礼させ

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る