東洋大学校友会報 No.269
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18TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 269不動産建設白山会一同は、これを契機になお一層の研鑚を重ねて会の充実を図り、社会と人類に貢献できるよう努力をしてまいる所存です。(不動産建設白山会副会長)※不動産建設白山会では、会員募集をしております。お気軽にお問い合わせください。 〈問合せ先〉会長 千代延和義(平5法律)  ℡03—3331—1555 事務局 唐澤明良(平4経済)  ℡080—4930—2931平成28年2月28日(日)、東洋大学校友会女性連絡会は、「第九鑑賞とちゃんこ鍋を囲む会」を主催しました。「第九鑑賞」は、東京都墨田区が主催する「5000人の第九」が毎年この時期に両国国技館で催されます。北は北海道から南は沖縄まで、全国のアマチュア第九愛好家たちが集うこのコンサートには、校友も参加しています。城東支部には出演者としての常連がいますし、埼玉東支部の橋北克子さん(女性連絡会会計)も過去に何回か参加しています。そのほかにも、まだまだ私たちの知らない校友が参加しているかもしれない。そんな思いが、この鑑賞会を実現させました。国技館という場所柄、私たちもマス席を予約しました。椅子席よりも、参加の皆さんが一層親密になれると考えたからです。予約した8席は、すぐに一杯になりました。「先着順で32名、これ以上の応募があった場合には抽選で」ということで、校友の皆さんには声かけをしました。結果、申込みは34名でした。2名をくじ引きで振るい落とすにしのびなく、約束違反ではありましたが、少し離れた席に2名分を追加しました。「ちゃんこ鍋を囲む」という発想は、両国といえば力士の町、力士といえばちゃんこ……と、ステレオタイプ的に出てきました。ちゃんこ鍋を囲みながら出てきた皆さんの感想は、異口同音に「5000人が歌い上げる第九の迫力に圧倒され、感動した!」の一言。食欲も会話もはずみましだ。「初めての両国」「初めての国技館」という方々もいて好奇心全開、鑑賞会の後30分ほどの町歩き、回向院への散策なども好評でした。「第九」も「ちゃんこ」も、おおむね皆さんに満足していただけて、企画者としてもこんなにうれしいことはありません。中でも、長年喉の病気に苦しんできたNさんが、「演奏会の最後に出演者とOSし」の勉強会に参加されているとのお話が印象に残りました。第2部では、豊田悦見会員(昭61応化)によるジャズ演奏、現役学生白山グリークラブとの大学歌セッションが披露され、本格的な演奏に、皆聴き入っていました。祝賀会が無事に終了し、他大学の方々をお見送りする白山会会員の一体となった姿に、思わず胸が熱くなったのは私だけでしょうか。長島先生のご講演にあった、大切な身近なコミュニティーを感じた一瞬でした。一緒に合唱したとき、自分も大声で歌えた!」と喜んでおられた様子は、第九以上に感動的でした。また、「来年は私も出演して歌いたい!」というSさんの言葉もうれしい一言で、我々も来年また行かなくてはと思ったことでした。(前女性連絡会会長 沖山英子)校友会女性連絡会「第九鑑賞とちゃんこ鍋を囲む会」を開催

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