東洋大学校友会報 No.270
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TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●27015 支部総会レポート─────────秋田県支部  平成28年9月24日(土)、由利本荘市の本荘グランドホテルで50名近い支部会員参加のもと、支部創立70周年記念総会を開催しました。秋田県支部の総会は、会員が参加しやすいように、例年県内4地区が持ち回りで開催しています。秋田県支部は昭和21年、まだ戦後の混乱期にある中で創立されました。初代支部長の阿曽村秀一氏(昭7哲学)のもとに集った、創立期の大先輩たちの母校にかける熱き思いが連綿として70年後の私たちに伝わって来ております。当日は、総会の前に母校の高野龍昭先生による「『2025年問題』『2040年問題』を考える」と題した記念講演会を開催し、校友をはじめ一般市民・県民を含め60名ほどが参加しました。高齢化率全国一の秋田県民にとって身近な高齢化社会の課題と問題などについて、わかり易く説明していただき大変好評を博しました。また、総会では長年の校友会活動に功績があった次の7名の支部会員に対し70周年記念支部長表彰を行いました。 柴田忠正氏(昭30短大)、武田保夫氏(昭29経済)、池田欽一氏(昭27短大)、須田薫氏(昭34国文)、澤田達夫氏(昭35社会)、大川日足氏(昭38史学)、中田正晃氏(昭44経済)総会は、佐藤唯直支部長(昭49史学)の挨拶に続き、来賓としてご出席いただいた校友会副会長の村瀬章洋氏(昭44経営)および甫水会秋田県支部長の加賀谷龍二氏(昭57社会)からご祝辞を賜りました。議事では、今総会が役員改選期であることから佐藤支部長を再選したほか、新任、再任の役員を選出しました。総会終了後、記念写真を撮影し、続いての懇親会は、地元の細矢宗良地区長(昭50経済)の歓迎の挨拶があり、アトラクションとして地元のコーラスグループとフラダンスの公演を行いました。参加者は、それぞれに70周年の思いと母校の思い出、そして母校の躍進を語り合い、和気あいあいのうちにお開きとなり、次回秋田地区の総会での再会を約しました。─────────茨城県支部 平成28年度支部総会を、6月4日(土)に牛久市の甲子亭で開催。49名の会員と甫水会茨城県支部役員2名の計51名が出席しました。総会は、武井紀幹事の開会のことばで始まり、宮本博行支部長が挨拶、来賓として甫水会茨城県支部の待井礼子事務局長から挨拶をいただきました。続いて鈴木敏雄副支部長(校友会本部事務局長)が、「東洋大学校友会平成28年度基本方針および事業計画概要」について説明し、「校友会活動に参加する会員の増強を図っていますが、27年度は厳しい状況となりました。今後も大学との話し合いを継続し、両者の発展に結びつく方向性を見出していけるように努力しています」と報告。議事では、国府田友康幹事を議長に選出し、平成27年度事業報告、決算報告、28年度事業計画などについて審議が行われ、全ての議案が全会一致で承認されました。総会後は、東洋大学出身の映画監督・五藤利弘氏(平4社会)、江戸川乱歩賞を受賞した小説家・竹吉優輔氏(平18院博前国文)、元取手市議会議長の城之内景子氏(昭42短大)の三人が登壇。今秋公開予定の映画「レミングスの夏」について講演を行いました。「レミングスの夏は、仲間のために行動に出ずにいられなかった少年少女たちの純粋な衝動をみずみずしく描いた作品で、日本版スタンドバイミーを超える映画を目指しています」と五藤監督。原作者の竹吉氏は「苦境にある子供たちに何かを残したい。未来は明るく、手を伸ばせば、掴めるものが必ずあるということを伝えたい」と語り、プロデューサー的な役割を務める城之内氏は「取手市を中心に茨城県内でオールロケし、茨城の魅力を伝える映画にもなっています。茨城出身の有名俳優も多数出

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