東洋大学校友会報 No.270
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16TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 270演しますので、ご支援をお願いします」と呼び掛けました。─────────福井県支部 福井県支部は、昭和10年10月10日に設立し、平成28年に80周年を迎えました。初代支部長から現在7代目の東田まで襷が届きました。先輩の活動のご苦労のお蔭で襷が途切れることなく繋がりましたが、戦争などの影響で活動が2回中断しました。第4代の小出支部長の昭和47年から毎年総会を開催し、今日まで約半世紀継続、支部会報も同年創刊し一度も中断することなく、今年の支部結成80周年記念号も発行しました。80年間の尊い活動記録を後世に伝えるため、この節目の機会を逃せば資料保存が不可能になると考え、記念誌の発刊を企画しました。予算計上していなかったので、校友などから寄付を募り、記念総会までにできあがりました。この記念誌には、東洋大学の益々の発展と福井県支部活動に支部校友からご理解を得る願いが込められています。記念総会当日は、県下各地よりご参加があり、平年以上の盛り上がりに感動しました。校友会の羽島会長、城西支部の飯吉支部長もお祝いに駆けつけ、記念総会に華を添えていただきました。記念総会に多くの校友に参加を願うため、従来の往復ハガキでの案内を取り止め手紙での案内状に代え、校友各位の欄は個人名を書き、一人ひとりにコメントをつけ工夫して出しました。また、校友に記念総会の魅力を持ってもらうため、支部の「お宝」を公開しますとサブタイトルをつけました。羽島会長からも、”羽島コレクション“展示の協賛をいただき大変好評でした。来年の総会に、今年の参加を継続するための企画を思案中です。総会後、欠席者に記念誌をダイレクトメールで配布しましたが、お礼のハガキなどが届き、記念事業の成果が会費納入にも比例することを願い、結果を楽しみにしています。────────鹿児島県支部 平成28年7月30日(土)、鹿児島中央駅近くのホテル東急REIの前には、3本の鉄紺の東洋大学校旗が夏の風にはためいていた。午後5時30分総会を開始。会計報告など、すべての事項を承認した。その後、鹿児島地方検察庁検事正の埼玉県出身・原島肇氏(昭57法律)による講演会を行った。検察官を選ばれたエピソード、検察の仕事、そして現在取り組まれていることなどについて、ユーモアを交えて話をしていただいた。講演会終了後、出水市長の澁谷俊彦校友(昭42経済)の乾杯の音頭で懇親会を開催、36名の参加があった。宴の途中、時任学園私立樟南高校の時任雅彦校友(昭60経済)から、夏の甲子園出場の報告があった。その時、誰からともなく樟南高校へのカンパの声が上がり、またたく間に多くの寄付が集まった。校友会ならではの光景であった。宴も中盤、恒例のじゃんけんゲーム。また奥村司校友(昭35国文)による健康体操。みんな真剣な表情で、一喜一憂、笑いが溢れる楽しいひとときとなった。最後に、今年初めて参加された吉原正校友(昭50社会)より「このたび、鹿児島へ帰ってきました。来年も参加します」とありがたい言葉をいただき、吉原校友の万歳三唱で懇親会を終えた。今年も意義ある講演会、甫水会OBの方々の参加、さらに初めての参加ありと、支部総会、懇親会は和やかなうちに終了した。 支部総会レポート

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