東洋大学校友会報 No.271
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16TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 271OSTUMC 昭59同窓会を開催森川芳一昭63法律 富山昭和59年にTUMC(東洋大学混声合唱団)に入団したメンバー同窓会は、在京の仲間たちが幹事を務めてくれ、各回参加者の入れ替わりはありますが、3年前からは年に一度、定期で開催しています。平成28年は、9月17日(土)に、多くの後輩学生たちで賑やかな白山キャンパス125周年記念館1階にあるレストラン「Tress Dining」で開かれました。皆が無事?卒業した後、再開発が始まり、噂で聞いているが、ここが本当に白山かと驚嘆した仲間もおりました。それに学内で飲めるの?と半信半疑でしたが、美味しい洋食に合うお酒も用意されており、十分満喫することができました。お薦めです。卒団して30年あまり、当時の呼び名での武勇伝に近況報告、プラス当時実らなかった恋ばななど、話題に事欠くことなく盛り上がりました。続いて、大学の特別な計らいで教室を借用することができました。アカデミックな雰囲気に浸るためではなく、もちろん皆でコーラスをするためです。我がキーボイスと大学歌、応援歌までは勢いが良いのですが、そのあとは……。物置の奥から当時の愛唱曲集を勇んで持参しましたが、ほぼページを進めることなく、会は終了しました。あんなに楽しかった音楽が「音が苦」と感じた瞬間、後は巣鴨の居酒屋へ一直線だったのはいうまでもありません。とはいえ、合唱は一人ではできない贅沢な活動です。メンバーが各々の役割を果たし、ともに一途に高みを目指して活動できたことは、私にとっての学生時代そのものでした。今、「校友会報」等を通じて、現役学生たちが60周年を迎える合唱団の歴史を繋いでいてくれることを見聞きし、大変嬉しく思います。一つの時代を繋いできたメンバーとして、自負心を持ち、これからも生きてゆきたいと思います。御嶽海関を陣中見舞熊本浩二昭61史学 福岡平成28年11月6日、大相撲九州場所を1週間後に控えた出羽海部屋に、新小結・御みたけうみ嶽海関を訪ねました。今回お邪魔したのは、福岡県支部の校友6名。御嶽海関に会うのは、個人戦優勝を果たした2年前の全国社会人学生選抜相撲大会(毎年5月5日に、福岡県久山町で開催)以来です。今場所の健闘を期待し、各人ともかなり奮発?質量ともに十分な牛肉とホルモンを差し入れしました。時間の関係で、朝稽古を見ることはできませんでしたが、久々に見る御嶽海関は、2年前と比べ二回りも三回りも大きくなっているように見えました。しかし本人によると、学生時代より10㎏ほどしか体重は増えていないとのこと。プロの稽古で筋肉量が増え、自ずと大きく見えたわけです。ところで、この原稿を書いているのは平成28年12月。九州場所での彼の戦績は……残念ながら6勝9敗。小結の座を一旦明け渡すこととなりました。しかし、横綱をはじめ格上と相まみえたことは必ずや糧となるはず。同じく上位と当たった平成28年の名古屋場所を経験および勉強の場、今回の九州場所を自覚および研鑽の場として生かしていただきたい。

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