東洋大学校友会報 No.272
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14TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 272OS生部長、財務担当常務などの重責を果たされました。平成7年5月に体調を崩され、還らぬ人となりました。 「叶会」の名称は、ゼミ員が将来社会で貢献できる人材となり、何事も夢が叶うようにとの願い【叶=狩野】から生まれました。毎年、先生の命日にあたる5月20日に、本学の近くのお寺において法要を営み、近所の割烹料理店で先生を偲んで懇親会を開いています。 我々ゼミ員は、年齢が60歳後半から70歳代です。今回の叶会は、52回目で参加者は16人でした。先生が他界して23年になります。先生の学生時代の教えが、現在も我々ゼミ員の心の支えとなっているので、毎回多くの出席者になっているのだと思います。 懇親会の話題は、リオ五輪での萩野選手、桐生選手の活躍と数日後に行われる関東インカレでの桐生選手の9秒台の記録への期待、3日後に行われる東都大学野球春季リーグ戦の優勝への願い(12季ぶり優勝)、大学の発展等で、″今、学生である〟感覚で話が盛り上がりました。 当日は、北海道、愛媛県など遠方からも出席していただきました。仲間と語らい、学生時代の夢や熱意を再び持てる「叶会」になることを願っています。15回目の「国文科 三八会」 母校で開かれる名古屋茂郎昭38国文 千葉 平成29年度の東都大学野球春季リーグ戦、優勝おめでとうございます。待ちに待った優勝です。 卒業して55年目、多くの同級生が他界したり行方不明になったが、今年も5月27日(土)、元気な同級生仲間が白山に集まった。 正午から、大学の「卒業生・甫水会連携推進課」の担当者の案内で、校舎のポイントを巡った。キャンパスの中心棟の16階からは、説明を受けながら360度のパノラマを楽しんだ。今では、附属校となった京北中学高等学校の新しいL字型の校舎が眼下の小石川植物園近くに。東京ドーム球場が手の届く辺りに見え、スカイツリーが天空に輝いている。白山の台地が、いかに高いかをしみじみと味わったひとときであった。 午後1時過ぎ、元気に「カンパーイ!」。冷たいビールが喉を過ぎる時に「生」の喜びを味わう。昨年、私は50日の入院生活から退院後の2日目で出席、大事を取って1時間で退席した悔しさを忘れてはいない。今年は、最後までみんなと楽しんだ。話題の中心は、自分や身内などの病気やケガのこと。いずれにしても、77年以上生きてきた生身にガタがきても不思議でないという話に頷く。 卒業20年を記念して始まった「三八会」。第1回を東京青山会館(現在のホテルフロラシオン)で開催した。今回、その第1回のクラス会の集合写真があり、「これ誰?」、「これ私」、「これ俺」と言いながら、当時はそれぞれが、42、3歳の若さで、職場の中心的存在として闘志をみなぎらせていたこと、子育て奮闘中であったこと、熱気に溢れていた頃だったこと、また、二次会にほぼ全員が参加したこと、そんなことが蘇ってきたひとときとなった。 ともかく、傘寿(80歳)会までは昭和58年8月 青山会館にて

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