東洋大学校友会報 No.272
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15TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●272OPEN SPACE オープン スペース続けようとの合意。来年は、5月26日(土)、午後1時集合ということで、「来年も来よう!」と元気に別れた。VIVA!! Y O U S U I K A I 「洋吹会 万歳!」前田浩一昭59英米文 城北 去る7月16日(日)、東洋大学吹奏楽研究部の卒業生(洋吹会創設6年)が集まり、創部60周年を記念して『OB・OGの親睦コンサート』を千葉県市川市の八幡市民会館「全日警ホール」で行いました。約1年前より企画を始め出演者を募ったところ、最初は昭和年代の卒業生ばかりでOB・OG(オジサンオバサン)バンドでは?とハラハラしましたが、下は昨年(平成28年)の卒業生(23歳)から上は昭和37年の卒業生(77歳)と、孫世代から祖父母世代まで幅広く揃った、平均年齢約55歳の若々しいバンドの結成と相成りました。 当初予定していた現役部員との共演はかないませんでしたが、全国各地(北海道、甲信越、関東近郊、東海、中国、九州)から、50名の演奏者が集まり、約150名を超える観客の皆さまにもご来場いただき、アットホームな演奏会となりました。 老いも若きも学生時代にタイムスリップして、素晴らしい1日になったことでしょう。演奏曲目は、定番マーチと吹奏楽の名曲と呼ばれる懐かしい曲を揃えました。多忙な社会人のバンドですので、延べ2日間の練習で本番を迎えることになりましたが、前日と当日のリハーサルと、本番演奏の違いに一同びっくり。「あと3日もあればすごいこと(プロバンドに?)になったのでは?」とは指揮者の言葉です。当然その晩の懇親会は、60名を超える大宴会(貸切)。翌日しんどい思いをした方も多かったことと思います。 次回は、白山キャンパス井上円了ホールで行いたいとOB・OGの皆さんの希望です。大学関係者の皆さまにお願い申し上げ、筆を擱きます。東洋大学 創立百三十周年を祝う郡山 直東洋大学名誉教授学祖井上円了は本郷竜岡町に「諸学の基礎は哲学にあり」の精神に基づき哲学館を一八八七年に創立一八九七年に現在地に移転したわれわれが校舎に向かって登っているこの坂道は昔の学生たちが一九三十年代ころまで袴をはいて、下駄の音も高らかに響かせて登った坂道だ旧五号館は一九六十年代まで白山台に聳えていた旧五号館の正面には四聖のレリーフ像が粛然と飾られていた孔子、釈迦、ソクラテス、カント旧図書館は質素な建物で蔦に覆われていた近くには桐の木が立ち季節には紫色の花を咲かせた少し離れて旧講堂が立っていて入学式、卒業式が行われていた一世紀プラス三十年の間に東洋大学は多くの変化を経て進化してきた懐かしい旧校舎には新しい建物が取って代わり学術研究や経営の組織も変化を遂げた東洋大学は一九八七年に百周年を祝った当時の神作光一学長は「現代学生百人一首」の募集、出版を開始して、今では毎年約六万首の応募がある野球では名ピッチャーの松沼兄弟名キャッチャー達川光男、その他の選手が活躍東都六大学、全日本大学野球の決勝戦では東洋大学の校歌が神宮球場を揺り動かした♪♪

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