東洋大学校友会報 No.273
21/24

TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●27321国際大会及び日本学生選手権 大会報告会を開催平成29年10月18日(水)、白山キャンパスにおいて「国際大会及び日本学生選手権大会報告会」が開催されました。陸上男子100mで日本人初の9秒台を記録した陸上競技部の桐生祥秀選手や世界水泳で銀メダルを獲得した水泳部の大橋悠依選手をはじめ硬式野球部、ボクシング部など15名の選手が在学生や関係者に大会の報告を行いました。各選手からは大会の結果報告のほか、応援に対する感謝、今後の抱負などが述べられました。この報告会は、東洋大学の各キャンパス(赤羽台、朝霞、川越、板倉)にも中継され、約500名の在学生や関係者が選手たちを祝福しました。平成29年度哲学堂祭を挙行平成29年11月4日(土)、東京都中野区の哲学堂公園で、例年どおり哲学堂祭が挙行され、大学関係者や一般の方々など約100名が出席しました。校友会からは、羽島会長をはじめ7名が出席しました。哲学堂祭は、哲学の普及を願った東洋大学の創立者井上円了の遺言にもとづき、毎年11月の第1土曜日に行われているものです。午前10時から隣接する蓮華寺において墓参を行った後、哲学堂公園内の「四聖堂」に移り、哲学堂祭が執り行われました。四聖堂には、井上円了が「四聖」として崇めた孔子・釈迦・ソクラテス・カントが祀られており、毎年これらを順番に取り上げた記念講演を宇宙館で行っています。今年度は「ソクラテス」をテーマに、午前11時から辻内宣博准教授(文学部哲学科)により「ソクラテスにおける無知の知と愛智の精神としての哲学」と題して行われました。当日、哲学堂公園では、通常は非公開となっている古建築物が公開され、公園を散策する地域の方々の熱心な見学がありました。TOYOUNIVERSITYCAMPUSNEWS『歌集 山櫻』(迯水叢書第117篇)杉本照世著(昭36国文)(渓声出版 2017年7月)『アジアのコングロマリット―新興国市場と超多角化戦略』澤田貴之著(昭57経済)(創成社 2017年10月)『井上円了―その哲学・思想』竹村牧男著(東洋大学学長)(春秋社 2017年10月)『仏教と現代社会』第1号武蔵野大学仏教文化研究所編小森英明著(平1院博前仏教)分担執筆(2017年7月)※この欄は、ご寄贈いただいた 校友や大学関係者の編・著書を 紹介しています。『天孫降臨―日本縄文書紀』信太謙三著(元東洋大学教授)(共栄書房 2017年8月)

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る