東洋大学校友会報 No.273
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3TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●273平成29年11月5日(日)、大坂・堺市大浜公園相撲場で行われた全国学生相撲選手権大会で、東洋大は見事創部初の2連覇を達成。前日の開会式で返還した優勝旗が再び東洋大に戻ってきた。2連覇は常に世代のトップを走る2年生が引き寄せた。1―2とされ、連覇のためにはもう負けられない副将戦。深井は「思いっ切り行くだけだ」と土俵に上がる。はたき込みで勝利すると「繋いだ」と大きくガッツポーズ。風向きが大きく変わった。そして、もう一人の2年生である城山に連覇の望みを託す。城山は、前日の個人戦で3位に入賞していたが、優勝を狙っていただけに「消化不良でフラストレーションがあった」と団体戦にかける想いは強かった。相手大将の片村に真正面からぶつかっていき、左へ逃げた相手を押し倒す。そして土俵の外へ出すと、城山は「自分で最後に決めることができて、全部報われた気がした」とうれしさを噛み締めるようにガッツポーズ。2年連続5度目の団体優勝が決まった。今年の団体戦のメンバーも若い。決勝を戦った5人のうち、4人は2、3年生。また1年稽古を重ね、さらに強さが増していく東洋大の黄金時代はまだまだ続く。次なる目標は、団体戦3連覇に変わった。【個人戦】11月4日(土)に行われた個人戦には、東洋大学から8人の選手が出場。5人が予選を勝ち抜き、個人優秀32選手決勝トーナメントに進出する健闘ぶり。 その中でも、城山聖羅が3位、中嶋亮介(法3)がベスト8に入る結果を残した。1優勝旗は再び東洋大に戻ってきた 2得意のはたき込みで勝利し、勢いをつけた白石 3大将・城山が勝利するとガッツポーズの嵐に団体戦、創部初の2連覇達成!黄金時代は終わらない東洋大3対2日大○白石雅仁(法3)はたき込み●木崎●西野倫理(法1)寄り切り○中島●寺沢 樹(法4)あびせ倒し○古川晴○深井拓斗(法2)はたき込み●廣尾○城山聖羅(法2)押し出し●片村団体戦Aクラス 優勝 決勝第95回記事・写真提供:東洋大学スポーツ新聞編集部123

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