東洋大学校友会報 No.274
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TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●27419OPEN SPACE オープン スペース監督・選手、校友会、甫水会等との交流会です。また、東海地区の役員のほか、県外からも校友が参加していただき感謝申し上げます。箱根駅伝は、平成30年1月2日に県支部として初めて、バスを貸切り応援に行きました。応援場所は、駅伝コースで最高地点である芦之湯付近です。トップで鉄紺のユニホームの選手が通過した時は、応援が最高潮に達し全員が感動した瞬間でした。今回、バス貸切りの応援は参加者が集まるか懸念しましたが、母校の選手を応援したい校友が多数参加し、計画通り実施できましたことにお礼申し上げます。(静岡県支部長)箱根駅伝 来年につながる往路優勝 そして総合準優勝勝見 博昭50法律 城北福原達夫昭50商学 城北第94回箱根駅伝でわが東洋大学は、往路5人中3人が1年生、2年生、3年生各1名と若い力で臨み、往路記録を塗り替え4年ぶり6度目の往路優勝を飾った。城北支部では毎年、往路は大手町の応援場所で、復路は芝増上寺前で甫水会とともに応援をするのが慣わし。今回も、多くの東洋大を応援する人で溢れた。スタート前の独特の緊張感が漂う中で、1区西山(1年)が勢いよく飛び出して行った。首位で大手町のゴールに飛び込んでくることを祈りながら、後姿を見送った。今年のチームの前評判は、決して高くはなく、期待より不安を覚えた方も多かったのでないか。しかし、そんな杞憂は払拭された。1区西山が快走し一気に流れを引き寄せ、沿道に林立する多くののぼりの応援にも後押しされ、一度も首位を譲ることなく5区田中(1年)が芦ノ湖にトップでゴール。総合優勝への弾みをつけた。続く3日の復路は、6区〜10区間でレースが繰り広げられた。各区間で健闘したものの、総合準優勝。特筆すべきは、10区アンカーの小笹(3年)が来年につながる「攻めの走り」を体現し、区間賞を獲得したことであり、増上寺前では、多くの声援のなかを駆け抜けていった。運営管理車の中の酒井監督からは、応援団に向かい感謝の会釈。総合優勝は逃したものの、10年連続トップ3という偉業を達成した。ある青学大O‌Bは、1年生が4人でこの記録は脅威、東洋大には攻めと青学大が持たない前へ前へと進む貪欲さがあると指摘した。酒井監督もチームをさらに進化させ、来年度の三大駅伝すべてを取りに行くと強く語った。期待しよう。「古々路の会」 40年以上続く民俗学研究下境芳典平15経営 群馬「古々路(ここじ)の会」は、昭和48年に創立された会です。創立者は当時民俗研究会に在籍していた3人のメンバーだったそうですが、その後関心をもった東洋大学以外の研究者や学生も入会して、現在は事務局長の津山正幹さん(昭51法律 埼玉東)ほか、120人ほどの会員で活動をしています。会では毎年全国のある地域を選定して、民俗や歴史・民家等を調査し、会誌『昔風と當世風』の特集号として報告しています。合同調査は、昭和49年を皮切りにして、現在まで継続しています。調査は夏に3日間設復路 10区小笹選手(3年)往路優勝 5区田中選手(1年)

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