東洋大学校友会報 第250号
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24TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 250人々の健康をサポートする仕事に生きがいを 野 出 賢 人会計ファイナンス学科4年 私には夢があります。運動や治療を通じて人々の健康をサポートしていくことです。 東洋大学に入学した頃はこれといった夢や目標はありませんでした。公認会計士や税理士といった目標を持ち、それに向かって努力している周りの友人達をみて、同じ学生なのに凄いなと感じていました。最初の1年があっというまに終わり、気づいたら2年生になっていました。 2年になっても特に気持ちが変わることなく生活していましたが、ある日高校の時の友達から連絡がきて、加圧トレーニングに誘われました。なんとなく面白そうだったので、軽い気持ちで始めてみることにしました。これがきっかけとなり、トレーニングに興味を持ち、身体やトレーニングの勉強をしようと思うようになりました。そして、トレーニングなどの運動を通じて人の役に立ちたいという気持ちが芽生えてきました。まず、何をしなければいけないのかを考え、それからすぐにそれまでやっていたアルバイトを辞め、フィットネスクラブでアルバイトを始ました。 フィットネスクラブのアルバイトは、ジムにあるマシンの指導やプールの監視、レッスンなどをやります。最初の一か月は研修で、20種くらいあるマシンの使い方、説明の仕方を覚えてから、インストラクターとしてジムに立てるようになりました。しかし、ジムのスタッフになっても、始めはお客様にマシンを教えるどころか、コミュニケーションすらとることができませんでした。どんなことをきっかけに話をするのか、なんて声をかければいいのかがわからず、とても苦労しました。また、お客様によって年齢や運動経験もさまざまな上、性格なども異なるため、言葉選びや伝え方など教えることの難しさも強く感じました。 半年ほどが経つと、研修が実を結び、お客様のメニューを作ることができるようになりました。メニュー作りはお客様とカウンセリングを行った上で、お客様に合わせた運動プログラムを作っていきます。メニュー作りをするようになってからは、お客様との距離も今までよりも近くなり、コミュニケーションもとれるようになって、やりがいを感じています。 今ではスタジオでのレッスンも受け持つようになり、とても充実しています。たくさんのお客様と接していく中で、わかったこともあります。腰、肩、膝など身体に痛みや不安を抱えている人が多いということです。また、運動で怪我をする方も大勢いらっしゃいます。そういった人たちの力になりたいという思いが強くなり、治療の勉強をしていくことにしました。大学卒業後には専門学校へ進学し、柔道整復師の資格の取得を目指します。 柔道整復師は、捻挫、挫傷、打撲、脱臼、骨折などの外傷性の疾患に対して適切な処置や治療を行う仕事です。他にも低周波治療や運動療法、電気療法、リハビリテーション(リハビリ)、生活動作指導なども行います。わかりやすく言うと整骨院、接骨院などで働いている人たちのことを言います。また、病院、介護施設、スポーツトレーナーとして働いている人もいます。 近年、高齢者の増加が著しく、捻挫、関節痛などに悩む人は増えると考えられ、柔道整復師の活躍する場はどんどん多くなると思います。専門学校では解剖学、生理学、基礎柔道整復学、臨床柔道整復学、柔道整復実技などの勉強をしていきます。とても大変だとは思いますが、自分で決めた道なので、一生懸命勉強して病気や怪我で苦しむ患者さんの気持ちが理解でき、思いやりのある柔道整復師になりたいと思います。 専門学校に進学後は、接骨院でもアルバイトをしようと思っているので、フィットネスクラブと接骨院の両方でたくさんのことを学びたいと思います。フィットネスクラブも、まだ2年たらずで勉強することもたくさんあり、今はパーソナルトレーニングにも興味があるので、パーソナルトレーナーの資格も、今後取得するつもりです。 運動や治療を通じてお客様が健康になり、仕事やプライベートが充実し心も健康になれるようにサポートして、お客様から「野出さんに出会えて良かった」と笑顔で言ってもらえるような人間に成長していきたいと思います。いま学生全力疾走TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 25024

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