東洋大学校友会報 No.254
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28TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 254 先回は法科大学院制度の概要について紹介しましたので、今回は東洋大学法科大学院の特長について紹介させていただきます。本学法科大学院は、「人権感覚に富んだ法曹」、「企業法務に強い法曹」、「専門訴訟に強い法曹」の養成を目的として設立され、来年度で10年目を迎えます。この間、50名の修了生が司法試験に合格し、法曹への道を歩んでいます。 ところで、法科大学院では、経済的に困難な事情を抱えながら連日8時間~10時間の自学自修に励んでいる学生が少なくありません。そこで、そうした学生たちが安心して勉学に励めるよう、今年度より、将来法曹界での活躍が期待できると認められる優秀な学生を、特待奨学生として経済的に支援する制度を発足しました。この制度にはA種とB種があり、A種特待奨学生には学費全額が免除されるほか、学習奨励金48万円が支給され、B種特待奨学生には、学費半額が免除されるほか、学習奨励金24万円が支給されます。 次に、教育体制の面では、1学年の定員が40名という小規模法科大学院の特性を生かした、きめの細かい学習指導を行っています。例えば、本学では、みなし専任教員を除く全専任教員が責任をもって個人指導に当たる指導教員制度が採られ、自学自修に関する支援を行うほか、学期の節目ごとに、すべての科目に関する学習カルテ(成績素点・評価の根拠・評価コメント・アドバイス等を記載した学習記録)が科目履修者に交付されます。さらに、そのようにして作成された学生個々の学習カルテに基づいて、全専任教員が一堂に会して各学生に対する指導方針を協議し、その結果を総合所見にまとめ、指導教員を介して当人に通知しています。このような方法による学習指導は、全国の法科大学院の中でも、本学法科大学院独自のものであり、本学の強みです。 お近くに法曹(裁判官・検察官・弁護士)志願の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、本学法科大学院をご紹介ください。法科大学院入試委員長 萩原 滋東洋大学法科大学院のご紹介 ◇◇ その2司法試験合格報告会TOYOUNIVERSITYCAMPUSNEWSキャンパスニュース国際井上円了学会の 設立大会を開催平成24年9月15日(土)、東洋大学の創立者井上円了の多岐にわたる業績を明らかにすることを目的とする「国際井上円了学会」が設立されました。午前11時から、白山キャンパス井上円了ホールにおいて総会が開催され、会長・副会長・理事の承認、事業計画の報告などが行われました。なお、設立時における会員総数は、個人会員91名、団体会員3です。総会後、午後から竹村牧男国際井上円了学会会長(東洋大学学長)による「井上円了の哲学について」と題する設立記念公開講演と、国内外からの5名の研究者による「国際人井上円了 その思想と行動」と題する公開シンポジウムが行われました。午後のプログラムは一般にも公開され、会員外の一般参加者71名やプレスを加え、121名という多数の参加者がありました。平成24年度 哲学堂祭を挙行平成24年11月3日(土)、大学関係者ら約80名が出席して哲学堂祭が挙行されました。午前10時から東京都中野区の蓮華寺で墓前祭が行われた後、午前10時40分から哲学堂公園において哲学堂祭が執り行われました。これは、東洋大学創立者井上円了の遺言に基づいて、毎年11月の第1週土曜日に行われているものです。恒例となっている宇宙館での「四聖」を取り上げた講演は、文学部中国哲学文学科の吉田公平教授により、「迷える孔子」と題して行われました。東洋大学創立125周年記念事業ウィリアム・バトラー・ イェイツ展企画  講演会・シンポジウムを開催平成24年11月10日(土)午後1時30分から、「W・B・イェイツ展企画 東洋大学名誉博士ドナルド・キーン講演会/シンポジウム」が井上円了ホールにおいて開催されました。

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