東洋大学校友会報 No.254
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TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●25431④哲学館の入学募集明治27年9月の哲学館入学者の募集広告。欠員があるため、再募集広告を出したもの。今回は、「貧学篤志者」の便を図り寄宿料を減額するとしている。(『東京朝日新聞』明治27年9月19日)⑤哲学館の類焼と寄附金募集明治29年12月13日、本郷駒込蓬莱町にあった哲学館は同じ構内にあった郁文館からのもらい火を受け、校舎を焼失した。井上円了は、火災後の新校舎建設のための寄附金募集を広く呼びかけた。そして、翌明治30年4月には原町校舎(現白山キャンパス)の建築に取り掛かった。(明治29年12月25日)⑥哲学館大学の開設・認可哲学館は、明治36年10月に名称を「私立哲学館大学」と改称し、専門学校令による設置・認可を受けて、翌明治37年4月1日から開講した。さらに3年後の明治39年6月からは「私立東洋大学」と改称することになる。(明治37年1月)⑦井上円了の道徳訓(大正7年)哲学者であり、かつ啓蒙家であった井上円了は、道徳の重要性を強く説いたが、最晩年の大正7年に書かれたこの6枚の“まくり”(縦137cm・横50cm)にも、円了が特に重んじた 「堪忍」「勤倹」「忍耐」の言葉が見られる。時是財寶勿徒消信為資本能固守道徳訓一 圓了書堪忍水鎮瞋恚火温和風開歓楽花道徳訓二 圓了書立身揚名即是孝興家富國無不忠道徳訓三 圓了書忠實服業功必成勤儉治家身自富道徳訓四 圓了書克忠克孝道無二惟信惟義誠是一道徳訓五 圓了書公徳本是富強礎忍耐身為繁栄柱道徳訓六 圓了書

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