東洋大学校友会報256号
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14TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 256山谷 経済学部の山谷です。昨年「東洋大学校友行政の会」の立ち上げを記念して、自治体の部長級の方々と『校友会報』第254号誌上で座談会を行いましたが、校友会や学内で大変好評で、ぜひ第二弾を!というお話がありました。そこで、今回は課長・係長級の方々にお集まりいただき、公務員志望の学生に参考になるお話を聞かせていただくことにしました。まず、それぞれの職場で取組んでこられたお仕事について伺いたいと思います。吉田由 私が卒業したのは、オイルショックの余韻が残る昭和52年の3月でした。地図に残る仕事をすることが 〟土木屋〝の大きな夢ですから、大手ゼネコンの関連会社に就職して、たまたま東北新幹線の橋梁架設工事に従事できました。自分が現場に携わった構造物を見ることは、一つの楽しみです。家庭の事情で地元横須賀に帰って横須賀市役所に入り、技術者として下水道シールド工事、電線共同溝工事等に従事し、その後、行政マンとして監査委員事務局で市役所内の会計監査にも携わりました。公務員は、例えるならば曲作りからフルオーケストラの指揮まで一人でできる魅力ある仕事だと思います。吉田春 平成元年に大田区役所に入りました。大田区は日本有数のモノづくりのまちであり、町工場では、職人気質とすぐれた技術があって、学部時代の薄っぺらな経済の知識など全く役に立ちませんでした。その後、いろいろと経験を積んで企業の社長さんたちから信頼を得ることができるようになりました。最もやりがいのあった仕事は、大田区のモノづくりの文化を子供たちに根づかせたいと思い、町工場の支援を得ながら「おおた少年少女発明クラブ」を立ち上げたことです。今年は、そのクラブに小学校4年生の我が娘が入り、とても感慨深く感じています。伊東 昭和63年の3月に社会学部を卒業し、平成元年4月に台東区に就職しました。在学中に、台東区の社会調査をしていて、その調査地にそのまま就職したわけです。当時一緒に調査したメンバーからは、うらやましいと言われます。最初は、選挙管理委員会事務局と調査統計係を兼務し、その後、税務課、清掃リサイクル課、生涯学習課、観光課の担当となりました。行政の仕事はとても幅広いので、部署が変わると転職したように感じるほどです。大変と言えば大変ですが、いろいろなことができて面白味があると思います。また、在学中から調査実習でまちを歩いていたので、採用前から土地勘があったのが仕事に役立っています。座談会後輩への熱いメッセージ校友行政担当者が語る東洋大学甫水会館 特別会議室 収録:平成25年6月8日(土)「校友行政の会」問合せ先学内世話人:経済学部 山谷 yamaya@toyo.jp出席者 左から吉田由多可(神奈川県横須賀市下水道管渠課長 昭52工)吉田春彦(東京都大田区交通企画担当課長 昭63経済)山谷修作(司会:東洋大学経済学部教授)伊東 剛(東京都台東区観光課担当係長 昭63社会) 笠原竹史(東京都北区障害福祉課主査 平11法)第二弾!

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