東洋大学校友会報257号
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TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●25713東洋大学と私校友前田 晴重  まえだ はるしげ昭和19年8月東京都生まれ42年3月法学部法律学科卒業55年4月学校法人本田学園あじさい幼稚園設立平成24年4月社会福祉法人あじさい会あじさい保育園設立現在、㈻本田学園あじさい幼稚園理事長、社会福祉法人あじさい会あじさい保育園理事長、異業種交流あじさい會代表私は、昭和19年に東京都の豊島区池袋で生まれました。巣鴨にある私立本郷高等学校を卒業、東洋大学法学部に進学して、昭和42年3月に卒業しました。 大学時代は、法学部の友と教授を囲んで法律論を戦わせた良き思い出があります。また、在学中は体育会の剣道部に在部しました。このときの剣友とは、特に仲が良く、剣道部同期の「貴様と俺の会」の仲間との絆は、今でも切っても切れない深い友情で結ばれています。 卒業後は、法務省の特別社団法人商事法務研究会(現・公益社団法人商事法務研究会)に入りました。著名な学者と各省庁の立法担当官、会社(法務担当者)等の方々の指導のもと、我が国の株式会社制度の改正手続き事務を学びました。 ここから出向のかたちで、私立学校の理事長補佐を任命されました。そこでは、学校法人の運営および学生たちとのふれあいを通じて、民間経営の厳しさを身をもって経験させていただきました。 その後は、縁あって熊本県に行くことになりました。熊本県の人々に助けられて、裸一貫、現金なしの状態から、昭和55年4月に学校法人本田学園あじさい幼稚園(上益城郡益城町)を設立しました。 あじさい幼稚園では、「体力は徹底的に鍛えられるものであり、頭脳はあらゆる刺激によって作られるもの、そして心は行うことによって育てられるもの」というヴァイオリン奏者の鈴木鎮一先生が提唱された教育方法を基に、子どもの持って生まれた多くの能力を無理なく伸ばす「くりかえし」による教育(全体運動・詩の暗唱・音楽会等)を行っています。また、薄着を奨励し、太陽の光を受け大気を感じながら、身心ともに逞しく過ごせるよう戸外遊びを重視しています。 平成24年には、資金600万円にて社会福祉法人あじさい會あじさい保育園を併設して現在に至っています。 平成10年からは、「異業種交流あじさい會」の代表として「熊本城を愛でるつどい」を主宰しております。これは、勉強会などを通じて、仕事や肩書にとらわれず、人と人との素晴らしい出会いを大切にする集いです。東京から出向された官僚の方々と地元の名士の交流の場を主体として活動しています。 今年は、5月29日(水)に「熊本城を愛でるつどいin東京」と題して、「キャピタルホテル東急」(千代田区)において、校友で衆議院議員の木村太郎氏(内閣総理大臣補佐官)を囲む会を23名の出席者を得て開催しました。今後の木村氏の活躍を楽しみにしています。 私は、これまで中野長政先生(東洋大学法学部教授・同名誉教授)、鈴木竹雄先生(商法学者・東京大学名誉教授)、土光敏夫先生(第4代経済団体連合会会長)および総合商社三菱商事の管理部長さん達に指導を受けて、「現実を直視し、逃げない行動を取れ」、また「人を愛することを忘れるな」ということを学びました。 これは、私の人生の哲学であり、今後もこの哲学をもって、社会や地域に対して貢献し続けていきたいと考えています。

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