東洋大学校友会報257号
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8TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 257OS我等入学時のオリエンテーション以来の異学科仲間「三人会」名古屋茂郎昭38国文 千葉74歳を迎える我々「三人会」が4回目を迎え、5月22日(水)東丹沢七沢温泉の老舗玉川旅館に集まった。その三人とは、史学科の谷口房男君(東洋大学名誉教授)、中国哲学科の島寿男君(神奈川県立高校の元校長)、そして生涯一兵卒・国文学科の私である。三人の出会いは、入学直後の昭和34年4月初めのオリエンテーションである。たまたま隣同士の席となり、2時間ほどの説明が終了したとき、三人で簡単な自己紹介をして同じ文学部であることがわかった。オリエンテーションの終了後に都電通りの喫茶店へ。私にとっては初めての喫茶店でコーヒーも初めて口にしたほどだった。2年間は一般教養の共通科目も大方同じであったので、試験勉強も三人一緒にやった。苦学生の私は卒業までずっとアルバイト生活で、中野から大学裏門のアパートへの引越の際は、二人が自転車とリヤカーを用意して、一日がかりで荷物を運んでくれた。卒業後20年ほど経った頃、三人で白山に集まって杯を交わした。その後三人とも多忙で集まることができなかったが、谷口君の70歳での退職を機に旧交を温めようと「三人会」を結成した。平日とあって、旅館はゆったりとしており、広い檜の湯船にどっぷりとつかり日本酒で乾杯した。話題は、教育や母校、政治・経済など多岐にわたり、楽しいひとときであった。70歳を過ぎればそれぞれ五体満足とはいかず、体をかばいながらの歩行となるが、来年は、私の宿探しで房総を案内する予定であり、また元気な顔を見せ合おうと別れた。「白山四二会」を岩手県宮古市で開催明前壽一昭42応社 千葉 「白山四二会」は、昭和42年3月の社会学部応用社会学科・社会福祉学専攻卒業生のクラス会です。近年は、同級生の友人で同期の他学部生、他専攻生も加わり親交を深めています。平成9年に第1回を熱海で開催し、その後各地域出身者が幹事となり、3年ごとに新潟、広島、沖縄、岩手で開催。一巡したところで、定例会として「白山祭」初日に井上円了像前に集合し、展示や催し物を見た後、巣鴨駅や池袋駅近辺で懇親会を行っています。また、ホームカミングデーや校友大会には任意で集まり、会員相互の交流と親睦を図っています。3・11では、宮古市在住の同級生、藤田栄子さんが被災しました。家が宮古市役所すぐ近くにある藤田さんの安否が確認されたのは、約1週間後。津波は1階と2階の間まで押し寄せて来て、1階の事務所の物は津波にすべて持って行かれ、何一つ残っていなかったとのことでした。住宅の壁面は、津波で押し流されてきた周囲の住宅がぶつかり、所々に穴が開いたとのこと。住宅壁面はすでに修理されていましたが、その部分が色違いとなっていて、すぐわかるほどでした。藤田さんの無事や被災状況がわかったところで、会として全級友に義捐金を呼びかけました。4か月後の7月7日(日)に代表4人が訪問し、会の気持ちを届けることができました。また、義捐金協力者には、報告集として小写真集を作成し、被災状況をお知らせしてきました。沖縄出身である藤田さんは、沖縄地方紙「沖縄タイムス」「琉球新報」の2紙に取り上げられ、故郷沖縄の人々にも被災状況が伝えられました。

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