東洋大学校友会報257号
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TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●2579OPEN SPACE オープン スペース今回の「白山四二会」岩手県宮古市開催の大きな目的は、3・11で被災した藤田さんの激励と3・11の前年に亡くなった同級生の墓参でした。6月12日(水)12時、JR宮古駅前に10名が集合。遠く沖縄・広島からも駆けつけてくれました。昼食後、藤田さんの案内で、市内の被災状況や復興状況を見て回りました。被災したところは綺麗に片付けられたり修復されたりしていましたが、深い傷跡がそのままの所も見られました。また、市内のあちこち、店内や観光施設に津波到達地点や高さを示す表示があり、改めて津波の凄さを知ることができた次第です。家屋が流出し、仮設住宅での生活を強いられている住人にとっては、元の生活に戻るまでには、まだまだ時間がかかりそうなことを痛感しました。その後、浄土ヶ浜を見学し、宿泊先である「休暇村 陸中宮古」のバスで宿泊先へ移動し懇親会に臨みました。入浴後の懇親会では、3・11当日の話、被災状況の話、安否確認の話、そして健康の話等々、時間の許される限り語り合い、親交を深めることができました。翌朝、バスで「宮古魚菜市場」まで送ってもらい、それぞれが復興応援の買い物をし、新鮮な魚介類をお土産としました。その後、高速バスで盛岡に移動、同級生の眠る墓地に足を運び、3・11で延び延びになっていた墓参を果たし、故人と再会することができました。遅い昼食後、盛岡駅前で「白山祭」での再会を約し、散会となりました。第17回「白山会書展」を開催染谷慶子文学部非常勤講師平成25年7月23日(火)から28日(日)まで、第17回「白山会書展」が開催された。場所は銀座のド真ん中、大黒屋ギャラリーである。東洋大学卒業生による白山会書展は、昭和30年から平成17年の卒業生まで、大変広い年齢層の参加があり、今年の出品者は45名と盛会であった。学部も文学部だけに拘わらず、また日展、毎日展、讀賣展、産経展等の諸会派を超えて、和気藹々とした書展である。書体も、漢字(篆書、隷書、行草書)、仮名、調和体、少字数、刻字、篆刻、墨象と、これもまた幅広い分野の書展で、有意義な会である。展覧会の折には懇親会も行われ、これも楽しみの一つである。運営については、殆どボランティアに近い状態で会を支えてくださる方々がおり、こういう方々がいるからこそ、会が成り立っているので心から感謝している。拙筆者も、毎年、学生に見学させ鑑賞眼を養わせている。また、一般の方々にも楽しんでいただける書展である。見学に来場された方の中には、出版界の人や著名な書家もおり、書の専門誌にも取り上げられている。今後も、永く続いて行くことを願っている。

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