東洋大学校友会報258号
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TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●25813平成25年10月20日(日)午後2時から、校友会主催の第8回「平和祈念の碑に集う会」を開催しました。校友会は、創立110周年記念事業の一つとして、平成17年11月に学徒出陣戦没者および先の大戦等で亡くなられた校友を追悼するとともに平和への祈りを込めて「平和祈念の碑」を建立し大学に寄贈しました。校友会では、翌年から毎年「平和祈念の碑に集う会」を主催しています。今回は、学徒出陣から70年に当たるのを記念して、沖縄戦に参戦し九死に一生を得た大田昌秀氏(元沖縄県知事・現沖縄国際平和研究所理事長)を講師にお迎えし、講演会を開催しました。当日は、生憎の風雨にもかかわらず、会場の東洋大学甫水会館に、校友や在学生等100名以上が集合、会場に入りきれないほどとなりました。大田氏は、「沖縄戦を通して平和の創出を考える」と題して、「集団自決」の実態や住民に対する当時の日本軍の動き、さらには普天間飛行場移設問題の現状などについて講演、最後は、戦争のない社会で子供が生きていくことを願う親の切実な気持ちを綴った長崎の被爆者・永井隆氏の詩を詠んで平和の大切さを訴えました。例年行っている白山キャンパス「甫水の森」の平和祈念碑前での追悼行事は、強雨のため中止し、会場内において大学歌・追悼歌斉唱、黙祷、献花などを執り行いました。なお、この日、新聞社4社のほかNHK報道局社会部の取材が入り、その模様は、同日のNHK総合テレビ「845ニュース」で放映されました。※参加者多数のため集合写真の撮影が2回となりました第8回「平和祈念の碑に集う会」――学徒出陣70年――70年前の神宮外苑での出陣学徒壮行会と同じ雨天の中、10月20日に行われた「平和祈念の碑に集う会」に初めて参加しました。全国各地から集まった方々と一緒に、沖縄県久米島出身で元沖縄県知事の大田昌秀先生による、沖縄の実状と歴史や、民族意識を踏まえた沖縄戦と平和についてのお話を聴きました。続いて、羽島会長が挨拶され、その中で会長と同世代である、当時の栃木県の小学校6年生が書いた戦没者への心に残る弔辞が紹介されました。会場内には、今の時代の平和を象徴するように東洋大学混声合唱団の清らかな歌声が響きました。献花とともに哀悼の意を捧げ、時代を越えて平穏な日々が続くようにと祈りました。平和を願い、追悼の歌声響く櫻井裕子昭49短観 神奈川

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