東洋大学校友会報262号
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いま学生全力疾走TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●26219「新しい」を生むために。広告学研究会幹事長 福田晃大メディアコミュニケーション学科3年東洋大学広告学研究会(以下、東洋広研)は、学生広告展やAdfesといった他大学との大会を通して販売促進、映像広告、ラジオ広告などといった媒体別に広告研究・制作に取り組んでいます。学生広告展では、東京学生広告研究団体連盟という都内の大学(実践・東経・東洋・日本・法政・明学)加盟員800名を集めた普段の広告研究の発表の場として、今年はクライアント日本電波塔株式会社の「平日の東京タワー展望台への来客者数を増やす」という課題に対し、コピー部門優秀賞・ラジオ部門優秀賞、大広賞受賞という結果を残しました。また、「学生広告の甲子園」と呼ばれるAdfesではクライアントNTT docomoの「学生をターゲットとした歩きスマホの防止の啓蒙活動と、啓蒙活動を通したドコモの企業イメージ向上」という課題に対し、分析や企画のプレゼンを行いました。東洋広研は、SNS利用者の多い女子大生をターゲットとし、スマホを操作して下を向いてしまっている女子大生を「下向きブス」、前向き颯爽と歩く女子大生を「前向き美人」と呼び、対照的な2つのイメージをつくり、「ドコモ・カシコモ前向き美人」と名付けた3段階に分けたプロジェクトを提案し、今年は見事初優勝を飾ることができました。現在、企業と一緒にプランの実施に向けて会議を進めています。東洋広研は、他大学とのつながりを大事にしながら、さまざまな広告作品に触れてお互いに切磋琢磨し合っています。私たちが普段心がけていることは「案出し」と呼ぶ作業で、一人一人が持つ広研ノートにくだらないことや奇抜なこともメモをする。とにかく、口にしたことはすべて意見として取り入れることを大事にしています。それは、案出しにおいて重要なことで一見関係のないもの同士が新たなアイディアとして誕生し、今回のAdfes優勝を決めた要因の一つにもなりました。この案出しは広告制作だけではなく、その他の活動でも行っています。東洋広研は、2か月半ずつかけて新歓プロジェクト、学祭プロジェクトというものを行い、イベント班・フリーペーパー班・WEB班・とよチャンネル班(YouTubeでの番組配信)・UGC班(面白い女子大生を決める大会)に分かれて活動を行っています。どの媒体にも当てはまることが人に見られるということであり、広告制作と同じく、どうすればお客さんに来てもらえるか。どうすれば媒体を手にとってもらえるか。どうすれば見てもらえるか。ということを念頭に置き、部員同士で話し合っています。私たちは、何も縛りの無い大学生だからこそできる「自由な発想」を大事にしながら、他人の意見を否定せず個々の意見に可能性を持って日々新しいことを生み出すことを心がけています。その他にもポスター制作やグラフィック映像の制作なども行っており、人びとを目で見て楽しませたり、目を引くデザインなどを考えて広告制作の意欲を高めています。東洋広研は、1年生から3年生の部員数150名という人数で活動しているので、幅広い活動を行えることが強みであると思っています。そして、そのなかで全員に役割を与え、一人一人の個性を伸ばしながら、個人の目標や部員全員で一つの目標を達成することができます。そんな素晴らしい環境のもとで活動できることを私は誇りに思います。これからも東洋広研は、東洋広研らしく保守的なものではなく、斬新さを追求しながら広告制作に取り組んでいきたいと思います。

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