東洋大学校友会報 No.263
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12TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION ● 263柴又帝釈天界隈ツアー 寅さんゆかりのパワースポット東京下町の5区をエリアとする城東支部は、浅草観音、亀戸天神、スカイツリーなど名所旧跡に事欠かない。わけても葛飾区には彫刻の寺・庚申まいりで有名な柴又帝釈天(経栄山題経寺・1629年開基)がある。昨年12月23日の葛飾白山会(大滝恵三会長)の折、「柴又帝釈天界隈ツアー」を実施した。京成柴又駅前には、寅さんの等身大の銅像がある。ここで注目は、寅さんの左足。やけにピカピカ光っている。その謎は、後のお楽しみ。参加者20名に対し、ボランティアガイドが3名、それぞれのグループに分かれて出発。まず、帝釈天参道入口に、山田洋次監督揮毫による「私、生まれも育ちも葛飾柴又…」の碑がある。参道には、寅さんのモデルとなった「高木屋老舗」をはじめ名物の草団子や塩せんべいを売る店、うなぎなどの川魚料理店が軒を連ね、なぜか懐かしい街並み。今日の「葛飾白山会」の会場となる川千家の軒下には「招き板」と呼ばれる札が並んでおり、お得意様の名前が記されている。昔の商いの秘訣を見る思いだ。その向かい側の「亀家本舗」は、わが城東支部の岩崎英二郎氏(昭42商卒)経営の店。さて二天門を潜ると、左手に寅さんが産湯をつかったという御神水、正面に帝釈天のご本尊を安置する帝釈堂、すぐ左手には樹齢450年の瑞龍松。甲羅のような幹に対し、枝葉の若々しさに元気を貰う。正面右手の祖師堂には日蓮宗のご本尊をお祀りしている。この祖師堂、側壁に廻わると、ハート型そっくりの「猪の目」(火伏せ)を発見、デートにお勧めのスポットである。今回はパスだったが、ガラスで覆われた帝釈天の彫刻ギャラリー(法華経説話の胴羽目彫刻)と庭園(400円で両方入場可)は必見。「波の伊八」の彫刻は外からでも鑑賞できる。次いで、「寅さん記念館」と新しくできた「山田洋次ミュージアム」(両館で500円)を見学。以前来た時とは異なっており、「男はつらいよ」の世界を体感できる。この記念館入口で、寅さんが看板を取り付けており、右足の雪駄だけが脱げ落ちている。左の雪駄は落ちないので「運が落ちない」「試験に落ちない」と。駅前のピカピカの謎が解明できた。その他、大正〜昭和初期の和洋折衷の山本亭、その庭園はアメリカの日本庭園専門誌で連続ランクインされるなど見どころは多い。最後に土手に上ると、矢切の渡しが行き来している。またの日に野菊の里に足を延ばそうと、葛飾白山会の会場に急いだ。山田眞理子(昭39応社)招き板ハート型「火伏せ」やっと順番がきて、記念撮影下町情緒たっぷりの参道

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