東洋大学校友会報 No.263
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TOYO UNIVERSITY ALUMNI ASSOCIATION●2639OPEN SPACE オープン スペースます。哲学に憧れて、2年浪人して東洋大学の地方試験を受験しました。入学当初、私は柳田国男の『遠野物語』に興味をもっており、「地方風物詩研究会」に入りました。サークルの部室は、当時の2号館学生食堂の隣にあった小汚いサークルのたまり場にあり、いろいろなサークルがたむろしていた少し暗いイメージが思い出として残っています。このサークルは、各地方を旅しながら、まだ残っている日本の旅情を自分で、そしてお互いに確かめようと創られていたかと思います。2年になって、短期大学と国文学科の女子学生、教育学科の男子学生と一緒に遠野市に行く機会がありました。曲がり家と言われている農家に一泊して、「座敷わらし」との出会いを期待してドキドキしながら布団に入ったことは、良き思い出になっています。ところで、現在の「管弦楽団」の学生の皆さんは、「古典音楽研究会」が管弦楽団の発祥となっていることをご存知でしょうか。今は廃部になっていると思いますが、私は当時、形ばかりですが、その研究会の会長を務めさせていただきました。レコード盤を聴き合うのが好きな連中が適当に集まりながら、だべり合うという、のんびりした雰囲気でした。クラシックが好きな人々が集まり、私はブルックナーをよく聴いていました。部室は、当時、早稲田の大講堂と匹敵すると思われていた、厳粛かつ重厚な雰囲気を漂わせた大講堂の地下の一番奥まったところにあったかと思います。当時の「地方風物詩研究会」と「古典音楽研究会」の仲間や、先輩たちの顔が次々と思い浮かびます。今どうしているか、できれば、近況を知りたいものだと念じています。十勝支部 50周年記念式典・祝賀会を開催我が十勝支部は、校友会本部創立120周年の記念すべき平成26年、創立50周年を迎え、10月25日(土)に記念式典と記念祝賀会を開催しました。昭和39年12月に、現在の顧問である中村裕先輩ほか多数の方々が発起し創立された支部であり、今日を迎えることができたのは、先輩の皆さんがその時代時代に東洋大学を基軸にした熱い想いの集いを大切にして、校友会を守り育ててくれた賜物と心から感謝とお礼を申し上げた次第です。当日は、校友会本部から羽島会長にご臨席を賜り、大学の現状や今後の校友会のあり方などのお話をいただき、母校愛を実感しつつも、厳しい状況変化のなかで、周年を機に校友会活動をいかに発展させていくかが問われた時間でもありました。遠路7時間をかけてお越しいただいた函館の高田支部長・小笠原副支部長、札幌の涌井支部長、北見の平井支部長、釧路の上口支部長など、道内各地からご参加をいただき、支部会員などを含め37名の参加のもと盛大に開催することができました。記念式典では、長年支部長等として支部を牽引された顧問の中村裕様、松倉正博様、神田光則様、上野敏郎様に感謝状を贈呈し謝意を表しました。また、祝賀会では、本部120周年記念の際、式典会場に流されたDVDを放映しました。学生時代にタイムスリップした和気藹々の祝賀会を終え、二次会の帯広の夜の街に繰り出し、50年に一度のお祝いを無事に終了いたしました。周年支部の総会報告旧大講堂

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