東洋大学校友会報『哲碧』 No.277
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TEPPEKI2STAR OF TOYO東洋大学のスターたち東洋大学のスターたち東洋大学のスターたち第1回★★連載企画★★★★★★★リーグ戦初優勝おめでとうございます!今の心境をお聞かせください。ありがとうございます。私が入学した頃はまだ2部リーグの5位だったので、1部初優勝っていうのは“夢だった”というよりも“夢にも届かない”そんな遠いものでした。12年前、村田(WBA世界ミドル級王座)や須佐(ロンドンオリンピック日本代表)がいた頃は、優勝こそないものの強い時代があったんですけど、その後はしばらく低迷していました。でも、村田選手がオリンピックで金メダルを取ったころから、ボクシング部も1部に上がって定着してきました。6年前に監督に就任してから、思うようにいかないこともたくさんありましたが、少しずつ順位を上げることができましたし、優勝という結果を出せたことは身に余る光栄です。7月13日(土)後楽園ホールで、第72回関東大学ボクシングリーグ戦の最終対決が行われた。東洋大が優勝するには最後の日大と東農大戦の勝敗次第。さらに6―3以上で勝たなければいけないという状況の中、東農大が勝利し東洋大を含めた3校が4勝1敗と並んだ。5連覇中であった日大とわずか勝ち点1点差で、創部58年目にして悲願のリーグ戦初優勝を勝ち取った。新たな歴史が刻まれた東洋大ボクシング部。元日本スーパーバンタム級の王者でもある三浦数馬監督に、その『強さ』についてお話をうかがった。『活気ある練習と、活気ある応援』ノリのいいチーム作りで新たな歴史を刻む!東洋大学のスターたち東洋大学のスターたち第3回★★連載企画★★東洋大学ボクシング部 三浦 数馬 監督東洋大学在学中はボクシング部の主将を務め、関東大学ボクシングリーグ(2部)で活躍した。卒業後はドリームジムに入門し、2003年スーパーバンタム級でプロデビュー戦白星スタート。2008年10月4日、第33代日本スーパーバンタム級の王座を獲得した。2009年引退後、会社員を経て2013年から母校である東洋大学でボクシング部の監督を務めている。

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