東洋大学校友会報『哲碧』 vol.278
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校友会トピックスTEPPEKI2■校友を対象とした事業●校友大会の開催 校友会本部主催により、年1回開催している一大イベントです。校友が一堂に会して、会員相互の懇親・交流を図る場として、毎年、大学主催のホームカミングデーと同日にさまざまな企画を用意して、参加をお待ちしています。●校友会長賞の授与 校友会員で色々な分野において顕著な業績を上げ、全国的な社会的評価を得た場合に、賞状ならびに副賞を授与しています。●平和祈念之碑に集う会の開催 東洋大学の学徒出陣戦没者を中心に、戦争で亡くなられた校友の方々を追悼するとともに、平和への祈りを込めて、毎年10月(日曜日)に開催しています。●校友ネットワーク“キラリ交流ネット”の開設 「魅力ある校友会活動」を展開していくため、各種分野で活躍する校友が情報交換を行い、お互いにメリットを享受できる「キラリ交流ネット」を開設しています。校友会ホームページから登録することができますので、ぜひご参加ください。 本会のホームページでは、本部からのお知らせや支部総会情報のほか、種々の情報を発信しています。住所などの登録や変更などの通知を行うことができますので、ぜひご活用ください。■母校の教育・研究、学生活動への支援事業●校友会学生研究奨励基金制度 全学的事業として、毎年3月に優れた研究成果を上げた学部・大学院の学生を表彰しています。2020年度で49回を迎え、東洋大学の学術・研究の向上に大きな貢献をしているとして、高く評価されています。●校友会寄付講座の開講 東洋大学の創立者井上円了の建学の精神を学ぶため、本会と大学が協力して、2003年度から「日本の近代化と東洋大学―井上円了の哲学と実践」をテーマに、全学部の学生を対象として開講(担当:文学部)しています。●校友会長賞の授与校友会の概況新しい時代の魅力ある   校友ソサエティの実現をめざして 東洋大学校友会は、哲学館(東洋大学の前身)創設の7年後、1894年に発足した哲学館同窓会を源流として、本年で創立126年を迎えます。会員相互の親睦・交流を図り、母校東洋大学の興隆・発展に寄与することを目的として、さまざまな事業を行っています。 校友会は、1人ひとりの母校への深い思いで成り立っています。近年、大きく飛躍している母校への支援は、校友会の大きな目的の一つでもあり、現在、本会では「新しい時代の魅力ある校友ソサエティの実現」をビジョンとして掲げ、この実現に向けて、校友会活動の活性化対策を推進しています。 例えば卒業生データベースの再構築、Web化など情報発信基盤の確立、一般社団法人化などさまざまな課題に対して積極的な取り組みを展開しております。▼1887(明治20)年9月井上円了、私立哲学館を東京府本郷区竜岡町の麟祥院内に創立▼1894(明治27)年哲学館同窓会創立(9月)▼1896(明治29)年新潟県、山口県で支部結成、以後地方支部が次々と発足▼1904(明治37)年「哲学館大学同窓会」と改称(4月)。哲学館大学同窓会規則を改正、同窓会は在学生主体の組織となる(12月)▼1905(明治38)年出身者を主体とする「哲学館大学出身者会」を設立(1月)▼1907(明治40)年「東洋大学出身者会」と改称▼1917(大正6)年出身者大会において、東洋大学校 友会発足(11月)、「東洋大学校友 会規則」制定▼1933(昭和8)年校友会本部地方支部規定実施〔18支部成立〕▼1934(昭和9)年「東洋大学校友会会報」創刊▼1937(昭和12)年全国の支部数が22となる▼1941(昭和16)年「東洋大学校友会々報」復刊〔1944(昭和19)年3月まで発行〕沿 革

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