00台は安定しているんですけど︑それから一皮むけて9秒台を1︑2回出すことによって多分今のアベレージ的にも︑それが逆に9秒台のアベレージになると思う︒そういうふうに一度何かの殻を破るとそのまま続くと思うので︑自分的にはもちろんタイムも狙っていきますし︑それを連発できる身体づくりは今後も大事だと思います︒ 大学って卒業生を大事にしてくれて︑特に東洋大学は卒業してからも面倒を見てくれたり︑こうやって声をかけてもらったりしているので︑何より結果を出すことによって︑在学中の方に︑こういうふうに卒業生が頑張っているんだ在学の方や、校友会の皆さんにメッセージをお願いしますなって︑誰か一人でもやる気が出てくれたらいいですね︒ 良い記録を出したりスポーツが盛り上がる事によって︑元気付く人が増えたり社会貢献にも繋がると思うので︑自分自身頑張っていきたいなと思っています︒ 今後も卒業生として︑しっかりとした姿を見せていきたいと思います︒ありがとうございました︒10月2日に、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われた陸上の日本選手権男子100メ―トルで、当校出身の桐生祥秀選手(日本生命)が、6年ぶり2度目の優勝を飾った。 6年前の優勝のときは東洋大学1年生の18歳だった桐生選手も社会人3年目の24歳。今がちょうど円熟期であり、今回の大会でも接戦をものにしたのは勝利への執念と冷静な心(試合運び)が備わったこそではないかと思われる。このことは、試合の序盤に多田選手が抜け出しても硬くならずに60メートル付近から徐々に抜け出し、上位4人の誰にでも優勝のチャンスがあったが、それを制したことからもうかがえる。 今年は新型コロナウイルス禍の影響で、異例の秋開催となったが、その前に行われたセイコーゴールデングランプリ(8月23日)の予選で10秒09、翌週のアスリートナイトゲームズ in 福井で10秒06と10秒0台を連続して出しており、「出るからにはしっかりいく」と心身の力強さをいっそう増して、来るべき東京オリンピックへ向けて本格始動したように思われる。 我々も東洋大学総体での応援をしていこう。そのことが、桐生祥秀選手の漢を上げることにつながることだろうと・・・。
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