東洋大学校友会報『哲碧』 No.280
5/24

うした中で大学の中期戦略に沿った具体的な支援を5月以降の新理事体制のもとに提案し︑実績を積み重ねることから開始したいと思っております︒ 他校友団体との連携 今回の改定により︑他の母校卒業生団体について︑地域支部同様に支援が可能となります︒大学が認定している諸団体や職域そして課外活動のOBOG会などに働きかけ︑名実ともに全校友の代表組織としての実績を確保する活動を開始しなくてはなりません︒ 業務の効率化 会勢拡大︑大学支援充実に伴い︑今回の改定にて理事の業務執行責任を明確化すると共に︑さらなるボランティア比率を高めICT化の徹底を中心としたコストの効率化︑本部事務局の業務改革による業務推進機能の強化が必要となります︒既に総務部会では︑事務局の業務改善に着手検討を開始して頂いております︒ これらの新たな活動は︑大学に会費の代理収納を行って頂くに当たり︑全校友の代表組織であると共に︑全校友に対して公平なコミュニケーションを実践する為に必要不可欠な取り組みとなります︒現在これらの活動を基本とする校友会と大学との新たな関係づくりのためのモデルを検討しております︒ 大学ブランドの向上は校友の誇りであり︑校友はそのための伝播役︑推進役としての役割を担っております︒そのためには母校からの協力も得ながら︑校友に情報を伝搬すると同時に支援する喜びを共有できる環境を構築したと考えています︒これは将来に向けた持続可能な﹁Win-Win型﹂のモデルと言えます︒ 校友会の現状と今後の方向性について述べて参りましたが︑これらを実践するには校友一人一人が母校への想いの中で︑自分たちに何ができるのかを考えボランティア精神を発揮して活動することが重要であると感じております︒ 2021年の干支は﹁辛丑﹂です︒これは辛いことが多いだけ︑大きな希望が芽生える年になることを指し示しているとのことです︒ 校友会では﹁新しい時代の魅力ある校友ソサエティの実現﹂に向けて大きな希望が芽生えるよう校友の皆さまと共に一層奮闘して参ります︒引き続き︑ご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます︒

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る