新型コロナウイルスへの対応で日本中が混乱する中、大学生の生活も大きく変容しています。そのような中で、全国大学生活協同組合連合会・広報調査部が4月に「緊急!大学生・院生アンケート」に取り組み、学部生3万5千名以上、5月に1万4千名、第3弾として7月にも9千名を超える学生にアンケートを実施し、結果を公表しています。その結果概要を紹介し、コロナ禍の学生の現況を理解していただければ幸いです。具体的には次の通りです。■「大学生が充実している(合計)」と回答 した比率は前回(2019年秋)88・8% ↓今回(2020年秋)74・2%と減少。 特に1年生は56・5%で昨年より32・9 %減少している。■1年生は、大学登校日数が多いほど「大 学生活が充実している(合計)」と回答し ている。 1週間の登校日数: 0日 41・2% 5日 76・2%コロナ禍における学生環境についてコロナ禍における学生環境について2021年2月8日公表の全国大学生活共同組合連合会実施アンケートよりコロナによりキャンパス封鎖の影響を大きく受けた昨年の新一年生は、「サークル活動」「友人」など授業以外で得られるキャンパスライフが欠けた分、大学生活の充実度が減少。● いる 7203● いないが欲しい 1163● いなくて欲しいと思わない 188● どちらともいえない 510● 対面での授業 356● オンライン授業 6710● 対面とオンライン両方 1798● 授業はまだ行われていない 36● その他 135● 収入が大きく減っている 7203● 収入が少し減っている 1393● 収入が戻ってきた 1581● 新たなアルバイト先を見つけることができた 1385● 新たなアルバイト先を探しているが見つからない 744● アルバイトをやりたいが、まだ一度もできていない 2423
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