- 城東支部
The Joto Branch
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2010年06月19日
第59回全日本大学野球、東洋大学V奪回 日本一へ
ご周知のとおり、東洋大学硬式野球部は、昨秋のリーグ戦5位という不本意な
結果をバネにして、練習を積み重ねた結果、見事今年の戦国東都の春季リーグ
を勝ち抜き、ついに15度目の栄冠をつかむことが出来ました。春のリーグ戦
4連覇というのは33年ぶりの快挙だったそうです。
本ブログでも春季で最高の報告をしたいと思っておりましたが、東都優勝後は
東海大との大学頂上決戦を制し見事日本一の頂点にまで一気に上り詰める
ことが出来ました。
ここでは昨秋のリーグ戦を振り返り城東支部ブログ用に原稿を書いて頂いた、
城東支部の大滝顧問にお願いして全日本大学野球での戦いを振り返って
頂きましたので、皆様にご紹介させて頂きます。 (KN)===
東洋大が5対0で東海大に完勝し、2年ぶり3度目の(全日本)大学野球
日本一に輝いた。東都代表の優勝が23度目で最多となったことは、
私たちOBとして誠に嬉しく誇りに思う。やはり大学トップレベルの投手4枚も有する、これが一番の勝因であろう。
もう一つはクジ運に恵まれたことも確かだと思う。
もし慶応大のように準決勝までに東海大と当たっていたら間違いなく
菅野投手にやられていたであろう。決勝戦の菅野投手、前日までの3試合24回を1人で投げ抜き、そして前日の
慶大戦は142球も投げ切り、しかも連投は初めてとのこと、まだ体力と
経験が備わっていなかったというべきであろう。体調が悪かったようで最初
から球速が140㌔前後しかなく、変化球とスローボールでかわそうとしていた。
東洋大打線はその変化球を狙い打ち、2回の緒方のライトフェンス直撃の
2塁打(あわやホームラン)と6回の堀越と林崎のタイムリー(今大会初安打)、
これで菅野はK.O.降板となった。
ただ中盤150㌔と149㌔が1球ずつ、この2球は低目に糸を引くような
快速球のストライク。打者は唖然として見逃しており大学日本一の片鱗を
みせてくれた。この大会を振り返ると、東洋大は2回戦から出場、2回戦の対函館大3対2、
3回戦の対創価大5対2、準決勝 対八戸大5対1、決勝戦 対東海大5対0、
尻上がりに投打が噛合い、点差が少しずつ広がっていったが、初戦の函館大戦は
格下相手に大苦戦、ヒヤヒヤであった。
この試合、安打9、四球7、走者16人、無死や一死で満塁や、1・3塁が
3度、4度、タイムリーが出ず、6回表まで1対2.
ようやく6回裏、同点の満塁から木村の押し出し四球が決勝点という有様だった。
個人打撃成績 坂井 12-2 .176、上原11-6 .545、
木村13-5 .385、鈴木 15-3 .200、佐藤17-3 .176、
堀越11-5 .455、林崎 14-2 .143、緒方12-4 .333。
脇役の上原、堀越、緒方の活躍がめだったが、ただ低打率の坂井は
四球があり、出塁率が4割を超え、鈴木は創価大戦1回に1死2・3塁で
先制と3ランとだめ押しタイムリーの大活躍、リーグ戦から「チャンスに
打てない4番打者」の汚名を挽回した。
首位打者は東海大のトップバッター伊志嶺15-9の6割、投手防御率は
藤岡0.97 菅野0.92閉会式の表彰で藤岡はMVPと最優秀投手賞、首位打者賞 伊志嶺、
敢闘賞 菅野。
藤岡は決勝戦の完封で2冠獲得、嬉しかったことであろう。春のリーグ戦で
防御率トップとハーラーダービートップの6勝を上げながらMVPのみで
投手部門の最優秀投手賞もベストナインも選ばれなくて非常に悔しがって
いましたから・・・。
7/9(金) 優勝祝賀会 品川プリンスホテルであいましょう。
6/15 城東支部顧問 大滝恵三=====
MVP藤岡投手の力強い投球フォーム
(写真はスポーツ東洋の野中チーフにご提供して頂きました!
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