- 青森県支部
The Aomori Branch
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2013年12月25日
「林家 時蔵 師匠に会いに行ってきました」
平成25年12月12日(木) 林家時蔵師匠が五所川原市の社団法人五所川原法人会の招きにより落語を披露との事。校友の師匠が来るとあって何とか法人会に紛れ込めないものかと画策し、校友会旗をもって講演・落語を堪能してきました。
時蔵師匠は1972(昭和47)年03月文学部国文学科卒業 生年月日 1948年03月02日 出身地:千葉県千葉市 出囃子:外記猿 紋:光琳の陰蔦
【講演】 《師匠と弟子》 1973(昭和48)年02月 八代目林家正蔵(彦六)に入門、 当時彦六師匠御年77歳。居住地の「稲荷町(の師匠)」と呼ばれ、体の揺れを伴う独特の声色、機転に富み生まれついての江戸っ子気質だったとのこと。 上野「鈴本」の前座時代艱難辛苦 をものともせず、寄せくる荒波を右へ左へヒョヒョイとかわし、なんて事は無かったようで(着物のタタミ・お茶出し・出囃子太鼓・ネタ帳つけ)とにかく忙しく、恐ろしく地味。今の若い衆に聞かせてやりたい。苦節4年二つ目昇進、その8年後に真打へと昇進。噺家らしく面白おかしく話していました。
講演・落語 場所:ホテルサンルート五所川原
高座前で立っての講演
フラッシュを遠慮しましたので暗い画像となりました。悪しからずご容赦の程。
紋:光琳の陰蔦、林家彦六一門の定紋。「林家木久翁も同紋」着物姿が板についています。
【落語】 《代書屋》
《テケテン、テケテン、テケテンテン》と出囃子:外記猿
さすが,高座に上がりますとピタッと決まります。
代書屋・・・今でいうところの行政書士・司法書士。これだけ覚えただけでも今日来たかいがあったってもんですよ・・・とは師匠の弁。
堅真面目な主人のいる代書屋
を労務者風体の男が訪れ「就職するので履歴書を書いて欲しい」と依頼する。ところが男、 物凄い無学で「生年月日は?」と聞かれると「確か、無かったんじゃあ ・・・!