- 神奈川県支部
The Kanagawa Branch
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2017年03月03日
神奈川県支部 女性の集い報告
[神奈川宿の海辺の今を歩く]
2017年がスタートしました。皆さまにはお元気で良い年をお迎えのこととお喜び申し上げます。この度、神奈川県支部では、一昨年より開催し好評を得ております女性限定の集い第3弾として、早春の水辺ウオークを企画しました。神奈川宿は、開港地が関内になったため、開港以後活力を失いました。神奈川宿の前面は埋め立て適地であったことにより横浜の工業化を先導しました。しかし、産業構造の変化により、現在土地利用が大きく変化しています。ガイドさんの案内で、経済構造の変化と土地利用の変換を概観します。春風と一緒に渚ウオーキングに出かけましょう。お誘い合わせのうえご参加ください。
上記の内容でご案内パンフを女性陣の皆様へご参加を呼びかました。
その開催報告をいたします。
平成29年2月18日(土)に第3回目となる女性限定の集いを開催しました。当日は13時に、集合場所の横浜そごうの地下1階の正面入り口で開催の挨拶、ガイドさん(神奈川区いまむかしガイドの会・竹口秀夫様)の紹介後20名でスタートしました。まず、新都市センターのビルがある駅の東口を眺めながら現在の横浜駅ができた場所の歴史的な話を伺い、土曜日の観光客で賑わうシーバス乗り場を通り、ポートサイド地区へ向かいました。
人工的に造られた水辺の説明を聞いた後、立ち並ぶ新しいマンションの街区を進み、神奈川宿の面影が漂う神奈川公園まで行きました。一休みを兼ねて公園内にある建物に保存されているステンドグラスを拝見し、横浜中央卸売市場を目指しました。途中、コットンハーバーの名前の由来となった「棉花橋」を渡り、神奈川台場跡が埋設されている公園で、ガイドさんから明治の遊郭の「神風楼」や、産業構造の変化に伴う土地利用の変換などについて専門的な話をしてもらいました。それから、市場を抜けて日本鋼管浅野造船所跡地にできたコットンハーバータワー地区、潮騒の渚を経て瑞穂埠頭に到着しました。かつて、映画のロケで有名だった「スターダスト」のお店の前で記念写真を撮ったりして、神奈川水再生センターの前を通って、東神奈川駅で解散となりました。
今回の散策は、横浜駅のすぐ近くの場所ですが誰もが行ったことのないエリアで、とても貴重な経験をしたと、参加者の方々より好評の声を頂きました。
東洋大学校友会神奈川県支部
副支部長 櫻井裕子(S49短観光)記
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