- 本部事務局
The Secretariat
-
-
2017年10月10日
第12回平和祈念之碑に集う会が開催されました
平成29年10月8日(日)、白山キャンパスにおいて「平和祈念之碑に集う会」を開催しました。平和祈念の碑は、学徒出陣戦没者および先の大戦等で亡くなられた校友を追悼するとともに平和への祈りを込め、校友会が平成17年に建立、大学に寄贈したもので、校友会では、翌年から毎年「平和祈念之碑に集う会」を開催しています。
午後2時、校友や関係者、在学生等55名が5号館5104教室に参集。はじめに、主催者として羽島知之校友会会長が挨拶を行い、続いて来賓として、荻野雅彦甫水会副会長よりご挨拶をいただきました。
その後、島川崇教授(東洋大学国際観光学部)と島川教授の教え子である金子みなみさん(国際観光学科4年)を講師にお迎えして「平成生まれの大学生が、ペリリュー島で考えた平和について」と題して講演会を開催しました。
島川教授には、2015年に「被災地観光」について学ぶ島川ゼミの学生40名を引率して、第2次世界大戦で日米両国軍の激戦地となったパラオのペリリュー島の戦跡を訪問、軍用車両の残骸などを見学した様子をお話していただきました。金子さんからは、実際にゼミ旅行に参加したことを契機に、“パラオと日本の架け橋に“と来春から現地の観光会社へ就職するに至った経緯を語っていただきました。
午後3時からは、平和祈念之碑前に移動し、追悼行事を執り行いました。黙祷、武田副会長の挨拶、代表献花(校友会本部と香川県支部、三好康治氏の供花)と献水、東洋大学混声合唱団による大学歌と追悼歌の斉唱に続き、参加者一人ひとりが記念碑前に花を捧げ、全員で写真撮影を行った後解散となりました。
現在、戦没判明者の総数は204名。校友会では、今後も「平和祈念之碑」建立の意義が忘れ去られることのないように、引き続き「集う会」を開催してまいります。
- Category
- 活動報告
-
- 検索
-
Search this site:
- 最近の記事
- アーカイブ