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2011年02月04日
池中康雄顕彰碑の除幕式が開催されました
多くの校友の皆さまにご協賛・ご協力をいただきました「別府大分毎日マラソン記念(池中康雄顕彰)記念碑」が完成いたしました。
ありがとうございました。
去る1月29日に前夜祭(懇親会)、30日に除幕式を開催いたしました。2月6日開催の別大毎日マラソン第60回記念大会に先立ち、1月30日、大分市市営競技場入口に建立された池中康雄顕彰碑除幕式が関係者の手によって行われた。
池中康雄氏(1914-1992)は昭和10年、東洋大学在学中に、箱根駅伝に出場するほか、マラソンのベルリン・オリンピック選考会で、2時間26分44秒の世界最高記録を出した。しかしその直後、親族の病気による大量の輸血によって体調不良となり代表の座を逃し、不運のランナーといわれた。東洋大学卒業後は、母校中津中学(現中津南高校)の国語教師となり教育に努める傍ら、マラソンへの情熱はやまず、昭和27年、日本のオリンピック復帰を見て、別府大分毎日マラソン創設に貢献し、母校陸上競技部の指導も怠りなく継続された。
記念碑の建立は、地元東洋大学校友会大分県支部からの発案であり、東洋大学にとって欠かせない逸材として、校友会本部(会長福島良一)が全国関係者に呼び掛け募金活動を行い、このほど完成を見たものである。
29日には関係者が集い盛大な前夜祭が催された。続いて30日は朝方から、時々激しく小雪が舞いこむ中ではあったが、大分県スポーツ振興課長、大分市、別府市市長(代理各副市長)、大分県陸上競技協会会長、毎日新聞大分支局長など来賓を迎え、厳かな神事の後、各界の代表、校友会長、同大分支部長らの手により序幕の綱が引かれ、大勢の出席者に披露された。このニュースは翌日にかけて、新聞、テレビなどを通じて広く周知された。
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