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2015年10月11日
第10回平和祈念の碑に集う会が開催されました
平成27年10月11日(日)、甫水会館において「平和祈念之碑に集う会」を開催しました。平和祈念の碑は、学徒出陣戦没者および先の大戦等で亡くなられた校友を追悼するとともに平和への祈りを込め、校友会が平成17年に建立、大学に寄贈したもので、校友会では、翌年から毎年「平和祈念之碑に集う会」を開催しています。
また、今回は「戦後70年」を記念して戦時中の新聞等の資料を展示し、好評でした。午後2時、校友や関係者、在学生等約60名が会場に参集。はじめに、主催者として羽島知之校友会会長が挨拶を行い、続いて、元校友会副会長で、日本長春会会長を務められている磯部荀子氏を講師にお迎えして講演会を開催しました。講演は、「終わらなかった戦争―子や孫に伝えよう戦争の悲惨さを」と題して、満州からの引き上げ時の過酷な体験やその後の苦労など戦争の悲惨さと平和の尊さ・大切さをお話しいただきました。
午後3時からは、白山キャンパスの平和祈念之碑前に移動し、追悼行事を行う予定でしたが、あいにくの雨のため、今回は隣の会議室に、祈念碑のなかに納められている戦没者名等を刻んだ銘板を設置して執り行いました。
黙祷、東洋大学混声合唱団による大学歌と追悼歌の斉唱、参加者全員での写真撮影を行った後、代表献花(校友会本部と香川県支部、三好康治氏の供花)と献水に続き、参加者一人ひとりが銘板前に花を捧げて解散となりました。
今年の6月、新たに1名の学徒出陣戦没者が判明し、戦没判明者の総数は204名となりました。校友会では、今後も「平和祈念之碑」建立の意義が忘れ去られることのないように、引き続き「集う会」を開催してまいります。
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