- 埼玉県東部支部
The Saitama Higashi Branch
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2011年10月08日
熊谷・妻沼聖天山本殿の極彩色彫刻群の世界を満喫!
校友会埼玉県東部支部主催の「熊谷・妻沼聖天山聖天堂大修復の一般公開・見学会」は、平成23年10月1日(土)に行われました。この企画は、第2弾「埼玉の名所・旧跡を訪ねる歴史散歩と会員交流」と銘打つ会員相互のより一層の親睦と交流を図る新事業の一つで、名所・旧跡散策とお昼を食しながらの会員の語らいを目指したものです。
最初の企画参加者は、11名で、熊谷駅北口に集合、バスで妻沼聖天山に行き、昼食を老舗割烹「千代桝」で「縁結びメニュー」に舌鼓を打ったのちに拝観・見学を行いました。見学は、本殿の奥院壁面の彫刻群や、拝殿の透かし彫り彫刻などを「阿うんの会」の案内・説明を受け、境内の仁王門、中門と、珍しい構造の貴惣門(日本に4つしかない)を散策しながら終了いたしました。参加者は、本殿拝殿眩いばかりの極彩色の装飾と精巧な彫刻が再現された本殿奥院の「三聖吸酸の図」や、拝殿正面の「琴棋書画」と呼ばれる透かし彫り彫刻などの建築美と迫力の世界を満喫し、感嘆しきりでした。参加の皆様は、名物の「聖天寿司」などを買い求めたりしてひと時の会員交流を終わり、帰路につきました。妻沼聖天山(案内パンフレット)PDF(No.1) No.2に続く
《拝観・見学の一コマ》(1) 本殿拝殿を背に参加者記念写真 ⇒クリックすると拡大
聖天山御本殿(国指定重要文化財)前にて(2) 割烹「千代桝」における昼食後の語らい ⇒クリックすると拡大
昼食の「縁結びメニュー」(ミニうな丼と稲庭うどんセット)を食したのちのパンフレットによる妻沼聖天山見学の予備知識勉強中の参加会員の皆様(3) 本殿「奥院(国指定重要文化財)」の見学 ⇒クリックすると拡大
豪華絢爛な眩ばかり極彩色の装飾・建築美の世界を満喫する参加会員の皆様(4) 本殿「奥院(国指定重要文化財)」の彫刻群の一例 ⇒クリックすると拡大
本殿「奥院(国指定重要文化財)」の豪華絢爛な眩ばかり極彩色の装飾で建築美に再現された日光東照宮を連想させる壁面彫刻群(埼玉日光と呼ばれるてもいます)(5) 本殿「奥院」壁面彫刻の「漆塗残し」 ⇒クリックすると拡大
本殿「奥院」南面壁面彫刻の一部に漆塗りが施されていない「塗残し」があります。これは、創建時の宮大工、絵師が彫刻群の漆塗りを完成させずに、「これから未だ発展するように」との思いを表したものであるとのことでした。これから拝観・見学をされる皆様も、その個所を探してみて下さい。(6) 妻沼聖天山本殿「拝殿」の彫刻と第一門の貴惣門 ⇒クリックすると拡大
参加の皆様は、本殿「拝殿」の透かし彫り彫刻を「阿うんの会」の会員の説明で見学し、聖天山聖天院の第一門の珍しい3つの破風を持つ構造(我が国に4ヶ所しかない)の「貴惣門」を正面、背面、側面から眺め、その構造と精巧に刻まれた彫刻を満喫しました。熊谷・妻沼聖天山聖天院の「奥殿の壁面彫刻」の拝観・見学は、何時でもできます。校友会員の皆様、ご連絡頂ければ、見学情報の提供などのご案内をお手伝い致します。下記に御連絡、問い合わせて下さい。
東部支部副支部長(北地区担当) 黒井登起雄 FAX 048-588-8642
メールアドレス(支部専用) saita_east@yahoo.co.jp以上
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