【著書彩々】校友・鮫島満氏のご著書紹介
歌集 虎耳草
鮫島満氏(大学院文学研究科国文学専攻修了)が、2026年3月28日に「歌集虎耳草」を現代短歌社より出版いたしました。
【あとがき 抜粋】
この歌集は『忘憂賦』に次ぐ第七歌集である。代表を務めていた歌誌「月虹」を昨年七月に終刊にし、その後、自らの作歌意欲のほどを確かめる中で、歌集を編むことを決めた。歌集名の『虎耳草』は、紅紫色の匍匐枝をもって庭いっぱいに広がり、白い五弁の花を咲かせる〈雪の下〉のことである。
牧野富太郎博士は「雪の下の雪は白い花をたとえたか」と述べている。春の山菜とともに天麩羅にして旨いこと、その葉が虎の耳、猫の耳に似て毛を纏っていることにも私は惹かれている。
