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平和祈念之碑に集う会

戦後60年にあたる平成17年11月、校友会は創立110周年記念事業の一つとして、「平和祈念の碑」を白山キャンパス内に建立し大学に寄贈しました。
校友会では、学徒出陣戦没者および大戦等で亡くなられた校友の方々を追悼するとともに、平和への祈りを込めて、平成18年から毎年、「平和祈念之碑に集う会」を開催しています。
開催日は、昭和18年、校友会主催で学徒出陣壮行会が行われた10月19日の前後の日曜日としています。

2020年10月4日に予定しておりました平和祈念之碑に集う会は、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、中止となりました。

平和祈念之碑

10月4日「平和祈念之碑」へ献花いたしました

10月4日に実施予定の「平和祈念之碑に集う会」は、新型コロナ感染防止のため中止いたしましたが、当日は、神田会長、武田副会長、川上副会長と最初に本学の学徒出陣戦没者調査を行った石垣貴千代氏(元文学部教授)と当時の教え子金井一朗氏の5名が碑前にお花を捧げ、戦没者のご冥福を祈るとともに世界平和を祈念いたしました。

第14回平和祈念之碑に集う会が開催されました

2019年10月6日(日)、白山キャンパスにおいて「平和祈念之碑に集う会」を開催しました。当日は、あいにくの雨の中、校友や関係者、在学生等約50名が参集、来賓として阪上正樹甫水会副会長にご出席いただきました。
今回の講演会は、棚沢直子先生(フランス研究者、東洋大学名誉教授)による「戦争と平和を技術する-設計者 三木忠直-」。
海軍時代に爆撃機「銀河」と特攻機「桜花」、戦後は「新幹線0系」と「小田急ロマンスカー」を設計した三木忠直は、大日本帝国の衰運と日本国の盛運のなかで、20世紀の科学技術史を生き抜いた技術者のひとり。戦争にかかわった彼の戦後の決意と執念についてのお話は、大変興味深いものでした。
出席者も皆熱心に聞き入り、講演後の質疑応答も活発に行われました。
その後、平和祈念之碑前で、黙祷、献花・献水、東洋大学混声合唱団による大学歌・追悼歌の合唱など追悼行事が執り行われました。

平和祈念之碑に集う会01
平和祈念之碑に集う会02
平和祈念之碑に集う会03

経緯

平成16(2004)年
  • 石垣貴千代元教授から、学生と調査した東洋大学の学徒出陣戦没者名簿の提供あり。(3月)
  • 戦没者名簿を『校友会報』第219号に掲載。(5月)全国の校友から大きな関心と追悼碑建立の要望が寄せられる。
  • 香川県支部長・新名興三氏から、碑石提供の意向を受ける。
  • 碑建立について他大学の動向を調査・検討。
  • 碑建立委員会の設置を常任委員会で承認。(7月21日)
  • 第1回建立準備委員会開催。(10月13日)※準備委員会をもって本委員会に代える
    以降、平成17年10月26日まで合わせて9回の委員会を開催。
  • 大学の菅野卓雄理事長宛に、碑建立の協力願書を提出。(10月22日)
  • 『校友会報』第221号に戦没者の追加名簿を掲載。(11月)
  • 創立110周年記念校友大会・全国支部長会議で、碑の建立計画を発表。(11月13日)
  • 校友会事務局で学籍簿(1937~1941年)の調査を実施。(12月)
  • 靖国神社他に戦没者の調査協力を依頼。
平成17(2005)年
  • 校友理事・評議員・監事と校友会役員の懇談会で、建立につき協力を依頼。(1月23日)
  • 菅沼晃校友会長・理事長打ち合わせ(第1回)。碑建立の趣旨を説明、大学側の合意を得る。(2月10日)
    以降、平成17年7月27日まで合わせて7回の打合せを行う。
  • 庵治石の原石(517万円)の提供者・株式会社三好石材社長の三好康治氏(昭53経法)と打ち合わせ。(2月22日)
  • 戦没者調査依頼の回答が届き、戦没判明者の総数が178人となる。(4月26日)
  • 平成17年度代議員会で、碑の建立につき報告。(5月22日)
  • 『校友会報』第224号に戦没者の追加名簿を掲載。(8月)
  • 校友大会において碑の除幕式を挙行、大学に寄贈。(11月12日)※総工費1220万円
平成18(2006)年
  • 新たに調査した校友の戦没確認を靖国神社に依頼。(2月13日)
  • 戦没者調査依頼の回答が届き、23人が判明。これまでの戦没判明者の総数が201人となる。(2月23日)
  • 『校友会報』第227号に戦没者の追加名簿を掲載。(5月)
  • 校友会員有志で、第1回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(8月15日)
平成19(2007)年
  • 常任委員会で、昭和18年10月19日校友会主催で行われた学徒壮行会および10月21日明治神宮外苑で行われた「出陣学徒壮行会」に因み、毎年、この前後の日曜日に「平和祈念之碑に集う会」を本部主催で開催することを決定。(9月19日)
  • 第2回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月21日)
    講話「学徒出陣と追悼」石垣貴千代氏(元文学部教授)
  • 新たに戦没者1人判明し、戦没判明者の総数202人となる。
平成20(2008)年
  • 第3回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月19日)
    講話「祖国・命」藤井潔氏(元大学常務理事・元校友会長)
    朗読「今、語り伝えたいこと」
    武田肇氏・大塚富夫氏・長谷由子氏・柳原隆氏・高橋陽子氏(アナウンス研究会・劇団白芸OB)
平成21(2009)年
  • 第4回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月18日)
    朗読「今、語り伝えたいこと」
    武田肇氏・大塚富夫氏・長谷由子氏・柳原隆氏・高橋陽子氏・古幡政博氏(アナウンス研究会・劇団白芸OB)
平成22(2010)年
  • 第5回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月17日)
    朗読「今、語り伝えたいこと」武田肇氏・大塚富夫氏・柳原隆氏・長谷由子氏(アナウンス研究会・劇団白芸OB)
  • 新たに戦没者1人判明し、戦没判明者の総数203人となる。
平成23(2011)年
  • 第6回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月16日)
    講演「人間と自然」竹村牧男氏(学長)
平成24(2012)年
  • 祈念碑建立時に石碑内に収納した178人の戦没者銘板に25人を追加。(2月18日)
  • 第7回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月21日)
    講話「戦場の民衆」大野隆雄氏
平成25(2013)年
  • 第8回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月20日)
    講演「沖縄戦を通して平和の創出を考える」大田昌秀氏(沖縄国際平和研究所理事長・元沖縄県知事)
平成26(2014)年
  • 第9回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月12日)
    講演「平和祈念之碑建立-日本の未来と戦没校友の犠牲を考える」石垣貴千代氏(元文学部教授)
平成27(2015)年
  • 新たに戦没者1人判明し、戦没判明者の総数204人となる。(6月30日)
  • 第10回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月11日)
    講演「終わらなかった戦争-子や孫に伝えよう戦争の悲惨さを」磯部荀子氏(日本長春会会長・元校友会副会長)
平成28(2016)年
  • 第11回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月9日)
    講演「昭和の忘れ物-我が収集(音・唄・資料)による激動の昭和を診る」森 雅弘氏(NPO法人塗装工事研究会会長)
平成29(2017)年
  • 第12回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月8日)
    講演「平成生まれの大学生が、ペリリュー島を通して考えた平和について」島川 崇氏(国際観光学部教授)
平成30(2018)年
  • 第13回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月7日)
    講演「まぼろし国・満洲と戦争孤児」江成常夫氏(写真家・九州産業大学名誉教授)
令和元(2019)年
  • 第14回「平和祈念之碑に集う会」を開催。(10月6日)
    講演「戦争と平和を技術する-設計者 三木忠直-」棚沢直子氏(フランス研究者・東洋大学名誉教授)
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