全国男鹿駅伝競走大会応援レポート
2026(令和8)年「全国男鹿駅伝競走大会」応援レポート
支部長 白山雅彦 (昭和50年社会・社会)
2026(令和8)年6月27日(土)に秋田県男鹿市で行われた大学駅伝競走大会で母校東洋大学は、昨年の55回大会までに22回の最多優勝を誇っており、4年ぶりの優勝を目指してスタートラインについた。
昨年から男鹿半島をそれまでのコースを逆回りする新しいコースに変更になり、距離も1.4㎞短縮されて64.8㎞、7区間から8区間に増えた。そのため10㎞以上区間は6区のみで、コース中盤あたりに起伏の激しいルートが続くため、そこまで上位にいて、終盤2区間計13.6㎞の海沿いの平坦コースで勝負をかけるレース展開が予想された。
14チームが出走した中で、東洋大学は1区陳内紫音(3年生)が8位で2区飯田ケビン(2年生)へ。飯田は区間新の区間1位となる力走で総合3位に押し上げて八望台の3区世利雄太(1年生)へ。世利は区間7位で総合5位に後退して入道崎の4区森啓太(1年生)へ。森から2区小名祐志(2年生)までは総合6位のままで桜島駐車場の6区小野真和(2年生)へ。小野は11.7㎞と最長区間でかつ前半起伏の激しいコースで頑張り区間3位で総合5位に上げて椿漁港の7区馬場大翔(4年生)へ。馬場は海沿いの平坦な9.3㎞で上位を狙って力走し3位の順天堂と33秒差の総合5位のまま男鹿駅前の8区馬場アンジェロ光(3年生)へ。アンジェロ光は4.3㎞という平坦な最短区間でさらに上位を狙ったが、ゴール直前のラストスパートで立教大学に抜かれて区間7位の総合6位でゴールした。
優勝は中央大学で、後半に青山学院大学と熾烈なトップ争いを続け、最後のラストスパートで4秒差で逃げ切った。一昨年に次いで2回目の優勝だった。全ての区間で1位通過を果たす安定した走りは見事だった。翌28日の秋田魁新報によると、中央大学の今シーズンの目標は、10月の出雲、11月の全日本学生(伊勢路)、1月の箱根で優勝し「3冠」を達成することであり、男鹿で優勝できなければ3大駅伝も勝てない。弾みをつけるつもりでこの大会に臨み、接戦を勝ち切れたのは意味があったとコーチの談話が載っていた。今回のレース展開を見ても勢いのあるチームであることが実感できた。
今年1月の箱根で20年連続獲得していたシード権を失ってしまった母校東洋大学だが、今回の男鹿駅伝にはどのような意味を持って臨んだのであろうか。酒井俊幸監督と主力と思われる3・4年生の大半は男鹿に来てはいなかった。5月4日に行われた全日本大学駅伝対校選手権大会の関東地区予選会では20チーム中5位で2年ぶりに出場権を獲得したが、タイム的には上位は望めないものだった。その時のメンバーで男鹿駅伝に出たのは小野真和だけだった。今回、3・4年生は3人、1・2年生は5人走った。その中で、2区で区間新の区間賞を取った飯田ケビンと6区のタフなコースで区間3位だった小野真和はいずれも2年生だ。準レギュラークラスと思われる男鹿を経験した選手たちは貴重な経験を積んで収穫は大きかったことだろう。このあと駅伝チーム東洋は、夏合宿で鍛えて秋からの駅伝シーズンに向かうことになる。母校の捲土重来に期待したい。
今回の応援については、アドレスが分かっている支部会員に対して事務局長からメールで「東洋大学の幟旗のもとに集まって」とご案内したが、時期が遅かったせいか例年よりも人が集まらなかったことが残念だった。反省!今回の応援は、南地区長の照井克善さんと東洋大学スポーツ新聞編集部の佐藤結芽記者を車に乗せてランナーの先回りをし、入道崎の第3中継点と桜島駐車場の第5中継点で声援を送った。それ以外の校友としては、大会委員として近野清作さんと安田真人さんが大会運営に汗を流していた。チームの選手スカウトを担当して全国を回っているエグゼクティブマネージャーの佐藤尚さんは、選手たちに声をかけていた。そして、甫水会県支部長の小玉雅博さんを先頭に会員の皆さんが多数応援に来てくださっていたのはありがたかった。感謝!
(文責:白山雅彦)
■写真1
甫水会の皆さんも応援してくださいました。

■写真2
「幟旗のもとに集まれ」

■写真3
スタート直前の一走陳内紫音選手。

■写真4
スタート直後前列右端が陳内選手。

■写真5
3区世利雄太選手が第3中継点の入道崎目指してラストスパート。大西コーチの声が響きました。

■写真6
6区小野真和選手の上りでの力走。区間3位で総合5位に上げる活躍。

■写真7
閉会式後に選手と記念写真。右端が駅伝OBで大会役員の安田真人さん。

(写真提供 照井克善)