【開催報告】校友会企画シンポジウム「東洋大学 男女共学110年」開催
【開催報告】東洋大学ホームカミングデー2026 校友会企画シンポジウム
「東洋大学 男女共学110年―1916年~2026年その先へ―」
2026年9月27日(日)、東洋大学ホームカミングデー2026が開催され、多くの卒業生やご家族がキャンパスを訪れました。
当日は薄曇りの空模様のなか、6号館における物販コーナーや限定開催の学食が賑わいを見せたほか、井上円了ホールでは卒業生のお笑い芸人によるミニライブ や応援指導部によるパフォーマンスが披露されました。
なお、本年のホームカミングデーは白山祭とは別日程での開催となりましたが、全国各地から多数の校友・関係者が一堂に会する貴重な機会となりました。
事前準備とスムーズな会場運営
本イベントの開催に向け、当日の朝9時より校友会理事ら10名以上が集まり、井上円了ホールや学食内の特設スペースにて会場設営および運営打ち合わせが行われました。
井上円了ホールでは、わずか15分という限られた時間の中でシンポジウムの舞台転換や音響・映像機器の設営が速やかに行われ、無事に開演を迎えました。


シンポジウム「東洋大学 男女共学110年」の概要と講演内容
今回の校友会企画シンポジウムは、「東洋大学男女共学110年―1916年~2026年その先へ―」をテーマに掲げ、13時00分から14時45分まで実施されました。
総合司会を藤原真夕美氏(1993年社会学部卒)、コーディネーターを堀内京氏(2010年大学院文学研究科修了)が務め、3名の登壇者による発表が行われました。
(1)東洋大学 学長 矢口悦子 氏
1916(大正5)年に日本初の女子学生入学を許可し、我が国における男女共学の先駆けとなった歴史を振り返りました。一人目の女子学生である栗山津禰氏の入学から110年を経て、現在の女子学生比率は約43%に達しています。
学長からは、様々な分野で活躍する女性の支援に加え、スポーツ領域を含むすべての在学生・卒業生が性別を問わず活躍できる支援体制の強化について言及がありました。

(2)東洋大学 文学部 教授 堀本麻由子 氏
女性の起業およびリーダーシップ論に関する研究成果に基づき発表を行いました。国際水準から見た日本の現状を分析しつつ、柔軟な労働環境の整備やジェンダーに配慮したリーダーシップのあり方を提示しました。
また、直面する課題の解決策として、大学等における学び直しの場づくりや、身近な地域コミュニティにおけるリーダーシップ育成の重要性を論じました。

(3)東京都女性活躍推進監 松本明子 氏
東京都における女性活躍推進施策について発表が行われました。女性活躍がもたらす実質GDPへの好影響に触れた上で、女性活躍推進条例の制定、経済界や自治体との連携、育業支援やスタートアップ支援など多角的な取り組みが紹介されました。

なお、本校友会も「東京都女性リーダーズ応援ネットワーク」に参画しており、今後も積極的な参加を継続する方針です。講演の後半では、登壇者間の相互質疑および会場からの質問に対する質疑応答が行われ、盛況のうちに閉幕しました。

懇親交流会の実施と総括
シンポジウム終了後は学食へ会場を移し、懇親交流会が開催されました。会場には全国の各支部から駆けつけた校友が集い、日頃オンラインで交流を行っているメンバー同士が対面での再会を喜ぶ姿が多く見られました。
交流会には矢口学長、堀本教授、松本氏も参加し、シンポジウムの議論をさらに深める対話が各所で繰り広げられました。
本イベントの開催にあたりご足労いただいたご来場者の皆様、ならびに進行を担ったナビゲーターや司会者、舞台設営・操作等を支えた理事・関係者各位に心より感謝申し上げます。
東洋大学校友会企画 シンポジウム開催概要
【開催日時】
2026年9月27日(日)13:00~14:45
【テーマ】
東洋大学男女共学110年―1916年~2026年その先へー
【登壇者(講演順)】
■東洋大学 学長 矢口 悦子氏
■東洋大学 文学部 教育学科 文学研究科教育学専攻 教授 堀本 麻由子氏
■東京都女性活躍推進監 松本 明子氏
〈コーディネーター〉
堀内 京
2010年 大学院文学研究科国文学専攻博士前期課程修了
〈総合司会〉
藤原 真夕美
1993年 社会学部社会学科卒業