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2008年11月06日
「平和祈念の碑に集う会」が開催されました
平成20年10月19日(日)午後1時から、白山キャンパス・甫水会館で「平和祈念の碑に集う会」を開催しました。今年度はキャンパス内で推薦入試が行われたため、例年のような進行次第がとれず、追悼の行事は午後3時30分から「平和祈念の碑」前にて執り行うことになりました。
午後1時、甫水会館に約40名が集合。会食後、前校友会長で元大学常務理事の藤井潔氏(昭20国漢)による講話「祖国・命」が行われ、戦時中の実際の体験等をお話いただきました。続いて、現役のアナウンサーである武田肇氏をはじめとする放送研究会・劇団白芸OB、大塚富夫氏、長谷由子氏、柳原隆氏、高橋陽子氏による追悼の朗読「今、語り伝えたいこと」が催されました。朗読では、死を覚悟した人たちの悲しい思いが切々と語られ、参加者の涙を誘いました。その後、平和祈念の碑前に移動、参加者は約70名となり追悼の式を行いました。主催者挨拶、黙祷、校歌斉唱、追悼の辞に続いて、東洋大学混声合唱団による追悼歌斉唱が行われ、献花・献水、写真撮影の後解散となりました。
今年はあの学徒の徴兵猶予が停止された昭和18年から65年目に当ります。死を覚悟し、学業を中途にして母校を去った先輩方の思いは如何だったのでしょうか。
校友会では、校友会創立110周年記念事業の一つとして、平成17年、学徒出陣戦没者を追悼するとともに平和への祈りをこめて「平和祈念の碑」を建立しました。今後、その建立の意義が忘れ去られることなく後世に伝えられていくよう、毎年、校友会主催で「平和祈念の碑に集う会」を開催していきます。- Category
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