- 長崎県支部
The Nagasaki Branch
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2007年08月03日
長崎県支部紹介
ようこそ、東洋大学校友会長崎県支部へ
白山から西へ1,300キロ、日本本土最西端の長崎県。
長崎といえば、エキゾチックな長崎市内の観光名所や、ハウステンボスが有名です。
このたびのブログ開設にあたって、今からさかのぼること101年前に、学祖「井上円了」先生が当地を巡講され、賞賛されたおことばと、最西端の地の紹介で記念すべきページの幕開けとさせていただきます。
●井上円了先生 明治39年長崎巡講の記「南船北馬集」より「十二日、晴れ。午前、恵比須島に遊ぶ。島上に小旅館あり。四面の風光、あたかも能州の九十九湾に類す。 ここより平戸に至るの間に九十九の島ありという。 鎮西松島の称あり。
蛭児島上に旅館がぽつりとたち、九十九島の風光はとりわけよい。
われもしいつの年か閑を得れば、再びこの地にきたって残りの身を養いたいものだ。」
●日本本土最西端の地と西海国立公園九十九島(くじゅうくしま)佐世保市小佐々町(こさざちょう)にある東経129度33分18秒、北緯33度12分51秒に位置する神崎鼻(こうざきはな)が本土(北海道・本州・四国・九州)最西端の地です。
最北端の宗谷岬、最東端の納沙布岬、最南端の佐多岬は有名ですが、ここは無名で土産物屋もなく平日は観光客の姿もほとんどありません。
付近は公園として整備されていますが、岬になっていないため最果てという感じはありません。
海岸の高台には本土最西端の碑が建っています。
この一帯はリアス式海岸で、208の島々からなる西海国立公園九十九島は、宮城県の松島と並び絶景です。
特に水平線に沈むオレンジ色の夕陽、と多島海のシルエットが絶妙です。
しかし、佐世保は旧海軍の軍港があったため、九十九島はベールに包まれあまり知られていません。
現在は佐世保市鹿子前(かしまえ)のパールシーリゾートから白色の海賊船風の九十九島遊覧船「パールクイーン」が就航しています。
長崎県の海岸線の長さは日本一です。 このブログを活用され、物理的に隔たった校友のみなさまの心の距離が縮まることを期待します。長崎県支部役員一同
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