令和元年度 秋田県支部総会(大仙市大曲)が開催されました。
令和元年6月22日(土)、午後1:30~
秋田県大仙市大曲 大曲プラザたつみ におきまして、令和元年度の秋田県支部総会が開催されました。
南地区長の照井さんが、冒頭、歓迎のごあいさつをくださいました。
秋田県支部では、支部の区域内(秋田県内)に、4つの「地区」を設け、この4つの地区が順番に支部総会の開催を持ち回りにて担当して参っております。
これにより、県内の隅々から校友のご出席者を掘り起こすことが可能になっておりますほか、4年に1度、その地区での支部総会の準備に盛り上がることで、各地区の地区長と地区の役員、地区の校友の皆様の団結や親睦が一層深まるという、そのような利点もあったものと存じます。
今回の総会では、南地区の中でもさらに大仙・仙北地区の皆様、小松さんや中邑さんやその他の方々が中心となってくださり、会場の手配や、特別講演(施設見学を含む)の手配に多大の尽力をくださいました。本当にありがとうございました。
ご来賓の甫水会(東洋大学の父兄会)秋田県支部長 金様に、たいへんご丁寧な祝辞をいただきました。
ご子息が東洋大学に在学中とのことでありますが、秋田からは今年も多数の生徒が東洋大学に進学しておられるということです。
文武両面に大活躍する東洋大学の在学生、そして社会に出てさらに日本と地域をけん引していく卒業生たち(校友会の方々)、今後とも両者が連携を密にし、協力しあって参りたい、とのお話でありました。
つづいて、総会は議事の方へ。支部規約により、議長は佐藤(唯)支部長が務められました。
まずは佐藤(唯)支部長から、全国支部長会議の報告がなされました。
校友会の本部では、このたび校友会長を含む役員の改選があったとのことです。
「全東洋」たる連合組織体を目指すお話や、校友会への参加者を増やす取り組み、財務状況の懸案などについて、詳しく報告してくださいました。
平成30年度 事業報告、決算報告、監査報告につきましては、満場の拍手で承認いただき、令和元年度 事業計画、予算案につきましても、満場の拍手により原案のとおり可決されました。
続く議事は、支部役員の改選について。
任期(3年)満了に伴い、支部役員の改選案が諮られました。
2期6年にわたって秋田県支部の支部長を務めてくださった佐藤(唯)支部長は、任期中、たいへん熱心に校友会の多方面に尽力してくださいました。
お人柄その他による求心力を発揮してくださり、毎年の総会や役員会をはじめ、校友会への参加者を増やしてくださいました。
各地区との連携にも力を入れられ、各地区では支部長との連携の元、総会に併催の講演会やアトラクションに創意を凝らし、毎年の総会が校友にとってより楽しいものとなり、出席者もどんどん増えました。
代議員として全国支部長会にご出席の際には、支部の校友からの要望などを本部に届けてくださいました。
3年前の70周年記念の総会では、秋田県支部の永年功労者様の表彰を企画してくださいました。
昨年の能代での総会では、校友会本部との粘り強い交渉の末、校友会長羽島さんに総会ご来賓としての秋田来訪をついに実現してくださいました。
佐藤(唯)支部長のご功績につきましては、他にも、枚挙にいとまがありません。
そしてこのたびの総会をもって、佐藤(唯)支部長は、支部長を勇退なされます。
佐藤(唯)支部長には、6年間、本当にありがとうございました。
今回の改選では、三役の中では、佐藤(唯)支部長のほか、副支部長たる山平さん、秋田地区長たる吉富さん、由利地区長である細矢さんが支部役員を勇退をなされました。
他にも地区幹事の皆様などで、後進の方々に支部役員のお役目を譲りたいとのことで、何名様か勇退なされた方がおられました。
今回、支部役員を勇退なされる役員の皆様には、校友会を盛り上げることに長年、多大の貢献をなされ、このように楽しく活発な校友会を創ってくださり、本当にありがとうございました。
なお、佐藤(唯)支部長を含む旧役員の皆様は、支部役員を勇退なされても、今後は一校友として、そして元役員として、今後も総会や地区の会議等には積極的に参加してくださり、今後も変わりなく後輩一同を指導してくださる旨、お約束をしてくださっております。
どうか今後も末長く、よろしくお願いいたします。
以上の支部役員の改選案についても、満場の拍手で決議されました。
決議されました令和元年度からの新しい支部役員について、ここにご報告いたします。
三役及び事務局長につきましては、
支部長 白山さん(秋田市)(新任)
副支部長 三浦さん(能代市)(再任)
〃 斎藤(周)さん(秋田市)(新任)
〃 柴田さん(湯沢市)(再任)
北地区長 武田(幸)さん(能代市)(再任)
秋田地区長 西さん(秋田市)(新任)
由利地区長 遠藤さん(由利本荘市)(新任)
南地区長 照井さん(横手市)(再任)
事務局長 塚本(能代市)(新任)
となりました。他にも、事務局、地区幹事に異動がありました。
このたび新しく支部の役員になってくださる方々についてもご報告いたします。
鹿角・大館北秋田地区幹事に、菅原さん(H2商)、斉藤(亮)さん(H28経済)、秋田地区幹事に武藤さん(S57法律)、加藤さん(H20経営)、大仙・仙北地区幹事に相馬さん(S62商)、小原さん(H3経営)事務局員に鈴木(匡)さん(H2法律)、合計7名の素晴らしい方々が、新たに支部役員に就任してくださいます。
新しく役員をやってくださる方が校友会にいらしてくださることは、支部にとりまして、これ以上うれしいことはありません。本当にありがとうございます。
新役員の皆様には、今後校友会一同の面倒を見てくださり、校友会をますます盛り上げて
くださいます。どうか末永く、よろしくお願いいたします。
総会議事終了後は、 「はなび・アム」(花火伝統文化継承資料館) にバスで移動しまして、施設見学及び特別講演会が開催されました。
大仙市大曲は、言わずと知れた日本最高の「花火」の聖地。8月の全国競技会には、全国から70万人超もの来客があります。
「はなび・アム」では、花火の技術的な知識や歴史、花火の魅力について総合的に学習ができます。
はなび・アムの職員の方には、とてもわかりやすくいろいろなご説明をいただきました。
はなび・アムの展示は、プロジェクションマッピングで花火の製造過程を立体的に見ることができたり、その他、最新鋭の技術が使われたおもしろいものであります。
カラフルな花火を各自が自分でデザインして、画面上にて打ち上げたりもできます。
はなび・アム内の研修室を会場にお借りしての、特別講演会です。
講師は、株式会社 小松煙火工業 代表取締役 小松様でありました。
株式会社小松煙火工業様は、なんと、江戸時代から続く花火の名人の家系であり、その名声は全国にもとどろくというすごい会社様であるとのことです。
スライドにて動画も見せていただきながら、官民一体となった花火による地域振興の取り組みについて、そして、特に今回は、知名度の方は未だいまひとつであるけれども、実は大曲の大会ならではのすごい一面、「昼花火」というものについて、特別に掘り下げて解説をしてくださいました。
校友会の一同は、たいへん熱心に小松さんの講演を聞き入り、質疑応答の際には、小松さんに「良い質問です」と誉められてしまうほどでありました。
株式会社 小松煙火工業様の特別なお計らいにて、講演でもお話のありました「昼花火」の実演がありました。音の迫力とカラフルな煙を魅せるという素晴らしいものです。
小松煙火工業様は大会では上位に入賞されるすばらしい昼花火を創られるそうです。
滅多にみられない貴重なものを拝見でき、校友会の一同は大喜びでありました。
講演会終了後は、再び 大曲たつみプラザ に戻りまして、懇親会が開催されました。
乾杯の発声を務めてくださったのは、今回、この総会を中心となって準備してくださいました大仙・仙北地区幹事の小松さん。
懇親会の席上では、恒例のおひとり1分の自己紹介・近況報告が楽しく、会場は笑い声(ときに爆笑)に包まれておりました。
中締めは、柴田副支部長が務めてくださいました。
大曲では、中締めは「花火締め」というとても楽しいものがあるのだそうで、小松さんの音頭で何回もの「練習」の後、「花火締め」にて締められました。
今回の総会を取り仕切ってくださった南地区の役員や校友の皆様、特に、大仙・仙北地区の役員の皆様には、本当にたくさんお世話になりました。
ご尽力のお陰様にて、皆の記憶に永く残る、素晴らしい回となったものと思います。素晴らしい総会を本当にありがとうございました。
(今回記事担当:塚本(文章、写真とも)