学祖井上円了先生の書を訪ねて
学祖井上円了先生の書を訪ねて
学祖井上円了先生はご存じのとおり、日本全国を巡回して講演をしながら東洋大学の前身である哲学館の教育趣旨を説明し、民衆の支援を仰ぎました。
「播州巡回日記」によると、明治35年2月13日から3月26日までの約1ヵ月間、播磨の地において講演活動をされ、各所でお礼の意を込めて書を書き残されています。
その中でも多くの書が残されているのが加西市にある西岸寺です。この寺には庫裏の襖に飾られた12点と額2点があります。
先日、元東洋大学附属高等学校教諭で校友会員である菅谷良雄氏と西岸寺を訪ねました。
後藤恵学住職から井上円了先生にまつわるお話を聞かせていただき、そして現在までの資料を拝見さていただきました。
これ以外にもまだたくさん現存しているとお聞きしました。そのうちの1点です。
是非校友会において見学会を開催したいと後藤恵学住職にお願いすると、是非お越しくださいと快くお返事をいただきました。
年明けの令和8年1月から3月の間で「学祖井上円了先生の足跡を訪ねて」と題して西岸寺での円了先生の書の見学と、後藤恵学住職の円了先生のお話を聞かせていただく会を計画したいと思っています。
是非この機会に学祖井上円了先生を身近に感じてみましょう。
準備の都合がありますので、この会に参加希望の方やご意見ご希望のある方は下記QRコードからご連絡ください。全国からの校友の皆様のご参加お待ちしております。