東洋大学相撲部の活躍
東洋大学相撲部の活躍
伊藤 弘之(昭60経営)
白山校舎に隣接する相撲部寮と稽古場は土俵が2面あり、学生にとって文武両道を目指すには最高の環境です。
2021年11月に開催された全国学生相撲選手権大会では団体3位、個人戦では干場君(4年)が3位と直近の大会でも結果を残しております。
OBも数多く大相撲の世界に進んでおります。現在、関取衆は4名で全国の各大学の中で2番目の多さです。因みにNO.1は世間を騒がせておりますN大学です。
その中で、OBの御嶽海が春場所には大関に昇進。若隆景が関脇に昇進予定です。十両も朝乃若、東白龍が春場所は十両上位となり幕内昇進も目の前です。幕下には期待の星、深井が十両昇進も目の前です。また4年生、羽出山君が春場所に三段目付け出しで初土俵を踏む予定となっております。付属の東洋大牛久高校、花房君(高校相撲関東大会無差別級優勝)も新設された二所ノ関部屋(師匠は元横綱:稀勢の里)に入門しました。
元関脇玉乃島の放駒親方は元大関若島津の荒磯親方から部屋を引継ぎ放駒部屋の師匠となりました。
私は小学生の頃から相撲ファンです。小学校の授業終了後、駆け足で当時の蔵前国技館に一人で足を運び立見席(子供入場料当時50円)を購入し観戦していました。現在よりセキュリティは万全ではなく平気な顔で支度部屋へ出入りし、琴ノ若の祖父、元横綱琴桜や、プロレスに転向した天龍に握手をしてもらいました。今となれば懐かしい思い出です。
東洋大学相撲部、大相撲伊勢ノ海部屋の後援会にも所属しております。特に伊勢ノ海部屋の所在地は文京区千石にございます。白山校舎の近隣です。各大学相撲部と相撲部屋との繋がりは深い関係があると思われます。東洋大学からは高砂部屋への入門者が多いようです。いつの日か文京区繋がりの縁で入門者をと期待しております。コロナ禍の規制の中ではありますが、相撲部の更なるご活躍と繁栄を祈願致します。