涼を求め北国の街へ
涼を求め北国の街へ
伊藤 博(昭44電気)
近頃の夏は、兎に角暑い。今年(2023)は、七月中頃から猛暑日続きでした。
東京の猛暑から涼を求めて、歌の文句によく登場する小樽・札幌辺りへと小旅行に出てみたが、日中の気温は東京とあまり変わらず猛暑でした。
「小樽のひとよ」が大ヒットしたのは半世紀も昔の話、昭和四十二年頃でした。
私の中では昨日のように、鶴岡雅義のレキントギターと三条正人の歌声が好く調和し、懐かしく蘇えるのです。
すると、いつの間にか「小樽のひとよ」の歌詞を口ずさんでいた。
「逢いたい気持ちが まゝならぬ…… 」
小樽を訪れたのは初めてでしたが、情味のある潤いある情景が歌心詩心を誘うような街並みが、暑さをひと時、忘れさせてくれる。こんな小旅行でした。