全国の支部ブログ

富岡製糸場見学ツアー(ご報告)

富岡製糸場見学ツアー

 

レディースクラブの皆さんの尽力で、昨年に続き城北支部バスツアーが開催されました。

6月14日(土)の朝、池袋駅西口の東京芸術劇場前に集合して群馬県の『富岡製糸場』を目指して午前8時に出発。今回は甫水会城北支部から支部長他4名の方も参加されて総勢24名でした。

午前10時半に富岡製糸場に到着。
1872(明治5)年に官営模範工場として創業、115年間生糸を作り続け、2014(平成26)年に世界遺産に登録された施設です。正面入口から真っ直ぐに進むと長さ104mの大きな赤い煉瓦の建物があり、入口のアーチ中央の要石には「明治五年」と刻まれています。
ここで一行を出迎えてくれたのは、校友会群馬県支部長の原田邦昭さん。原田さんはガイドツアー解説員をされており、分かりやすく軽妙な説明で約40分の楽しい見学となりました。

煉瓦の壁の建物は「東置繭所」で2階に乾燥させた繭を貯蔵し、1階は事務所・作業場として使われていました。
隣の「操糸所」に入ると1987年に操業停止された当時の機械がずらりと並んでいます。明治の創業時はフランスから導入した300釜の操糸器が置かれ、生産規模では世界最大級の製糸工場だったそうです。
全国から募集された工女が繭から糸を取る作業を行い、一日7時間45分働いて日曜日は休み。寄宿舎での食事や診療所の医療費は無料と労働環境は悪くなかったようです。ここで新しい製糸技術を習得した工女は、故郷に帰って指導者になりました。

首長館など他の施設を外部から見学し、記念撮影をしてツアー終了。
原田さんから、高崎市内に本社工場を置くガトーフェスタ ハラダのガトーラスクをお土産にいただきました。

和食店「藤乃屋」でランチの後、『こんにゃくパーク』で見学・買物をして帰路につき、夕方5時に池袋に到着。
梅雨の最中で雨が降ったり止んだりの天気でしたが、楽しい一日を過ごすことが出来ました。

 

 

 

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